木造住宅の新築やリフォームでの耐震性について不安で、構造体の耐震性チェック等をご希望の方はご連絡をいただければ対応いたします。
木造住宅の耐震性に対していろいろと問題点が指摘されていますが、当事務所は木構造の専門技術で対応しており、検査機関で見逃しがちな点をもチェックし、安全の確認を行います。
一般的に、20世紀の木造住宅等における小規模な建築物の場合、建築基準法による確認申請による設計内容の審査のなかで、構造計算等の審査が行われることはほとんどありませんでした。
これらの建物は4号物と呼ばれ、仕様を守った中(改正建築基準法施行令46条)での設計であれば簡便な基準に則り設計が出来上がるのが一般的です。しかし、いくら木造の小規模建物といえその建物の利用する人命を考えれば、出来るだけ安全を確保することが望ましいといえ、その方法の一つとして他の構造種別で行われている、構造設計が必要となります。
当事務所はその建物の空間構成にあった木組みによる架構を提案し、コストを考慮した中での安全な構造体を提案することができます。
また、その木造の構造であれば東屋程度の規模から大きな空間まで対応し、安全性能を確保した構造設計を行なっています。
さらに耐震診断、補強設計においては、木構造の専門技術をいかした調査や診断等を精密にしています。
近年のリフォームの流行のなかで、粗悪なリフォームが行われていたり、間違った耐震補強が行われていたりすることがありますが、安心と安全を確保する為の木構造技術で、環境に配慮した耐震補強を進めていきたいとおもっています。
※1または2と3の業務内容を全て含んだ構造設計を基本といたしますが、条件等をご相談のうえ個々に対応させていただきます。
※木構造の専門家による精密な調査・診断・設計を行います。また、設計通りの性能を得るために工事の監理も併せて行うことを原則としております。
施主との話し合いにより、どの程度のコストでどのような性能を望んでいるかを理解した上で構造設計を行うことを基本としております。
木造住宅の構造の特性や、建築基準法をぎりぎり守った場合の性能がどういうものであるか等を、わかりやすく説明し理解してもらった上で構造設計を行います。
また、その性能で良いかどうか、あるいはさらにより上の性能を目指しているのか等を構造設計者として把握した上で、施主の望む性能の建物を設計する為には是非必要なことです。
当事務所が行っている構造設計に対する考え方の詳しい内容についてはトップページの「学習」内の「構造設計とは」をご覧下さい。
施主へのプレゼンテーションの為の構造提案等もご相談によりお引き受けいたします。。
但し、場合によっては依頼者よりの契約もいたします。
構造設計をご依頼の場合は意匠計画が決まってからのご依頼の場合は構造設計者として最適な提案等が出来にくいと思いますので、なるべく意匠計画段階より参入し、その空間に適した構造計画を行いたいと思います。
是非、意匠計画決定前のご相談をお願いいたしたいと思います。
なお、構造計画・構造概略チェック等のみのご相談も場合によってはお引き受けいたします。
構造計算だけで構造設計を終了したり、また構造計算と簡単な構造図のみで構造監理を行わない場合には、本当にその建物の安全性能が担保されたのか確認できません。
また、構造設計の意図が理解されていないまま現場が進むと、デザインや設備との細かい調整の不備による構造的問題が生じることがあります。
小規模な木造の場合は施工図を書くことが少ないために、各部の性能が計算通り施工できたかどうかを確認することが重要なのです。このことをおろそかにすると構造体の施工状態が確認できず、将来的に問題がおこる可能性があります。
当事務所は構造設計者として、構造設計内容が正しく施工されていることを責任をもって確認することが必要であると考えています。
たとえ、遠隔地であったとしてもこの原則は守りたいと考えていますので、ご理解ください。
但し、場合によっては諸条件によっては上記の原則から外れる場合も考慮いたします。
料金についは個々の建物により条件、構造的難易度が異なるため、一律に定めることは困難です。
お問合せいただければ、概要をお聞きした上で、検討し、お答えします。
お問い合わせ・ご依頼は下記メールアドレス又はFAXまでおねがいします。