木構造建築研究所 田原

本ページの内容は2004年改訂版の耐震診断法に関する説明です。2012年改訂版の内容には対応していません。
2012年版については「耐震診断ができる、わかる。耐震補強マニュアル」をご覧ください。

2 一般診断法

2.1 概要

一般診断は既設木造住宅の耐震補強の必要性を判断することを目標とした診断法です。

従って、破壊的な調査は想定していませんが、床下や天井裏など、調査可能な箇所から可能な限り情報を得るようにし、正確な耐震診断を行うことが必要です。

2.2 全体のフロー

一般診断の流れは下図の様になります。

従来の精密診断法と比べると、

といった点が大きく変っています。

地盤・基礎へ 立地条件へ 基礎へ 上部構造へ デフォルトエリア 一般診断フロー図
※本図は説明用に独自に作成したものです。診断法記載のものとは異なります。
©2004, tahara architects. last modified 2004/07/28