長野県は北海道に続く全国第二位の温泉数を誇る。
名湯・秘湯も数多い。

その中にあって、飯田市から岡谷市に至る中央道沿い、木曽山脈・赤石山脈(南アルプス)に東西から抱かれている伊那谷には、何故か温泉が少ない。
旅館数が多く比較的知られているのは、名古屋の奥座敷である昼神温泉くらいだ。

下伊那周辺のこの地も昔からの温泉地は少ないが、かわりに日帰り施設が多い。信州まつかわ温泉もその1つだ。1992年7月にオープンしたが、遠方からの宿泊客も多い町営の温泉施設である。
住 所 下伊那郡松川町大島2784−1
電 話 0265−36−2000
交通機関 中央自動車道松川ICから県道15号線で約2km
JR飯田線大島駅からタクシーで約10分
施 設 食事処、休憩室、温水プール、テニスコート、パターゴルフ場、こどもカーランド、マレットゴルフ場売店等 駐車場(150台)
宿 泊 30室 3人1室9,600円 2人1室10,650円
但し料金は変更されるので予約前に下記HPで確認のこと
泉 質 単純温泉
適応症 不記載(理由は温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照
入浴時間 10時〜20時30分(受付は20時まで)  
定休日 第2,4水曜日、年末年始 その他にも臨時休業があるので下記HPで営業日を確認のこと
入浴料金 大人400円 小人(3歳〜小学生)250円 
入浴施設 内湯男女各1、露天風呂男女各1、サウナ、ジャグジー、ジェットバス、薬湯他
浴室備品 シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー
観光スポット 周辺のリンゴ・梨狩り、鮎釣り、木曽駒ケ岳(ロープウエイ)、天竜峡
お土産・食事 リンゴ・梨・桃・柿  昼食・喫茶はは当施設で可能
近くの温泉 早太郎温泉、湯ヶ洞温泉(御大の湯)
松川町HP
清流苑HP
http://www.matsukawa-town.jp/
http://www.matsukawa-town.jp/kankou/sisetu/matsusato/seiryuu.htm
雑記帳 2000年10月6日、東京に帰る途中、ここに立ち寄った。私の温泉記録第1号であり、以来2年間で100の温泉を周るきっかけとなった記念すべき施設である。
現在は車に入浴セットを常備しているが、そのときは何の用意も無かったので、その場で100円を出してタオルを買った。いまもそのときの450円のレシート(入浴料350円+タオル100円を大切に保管している。
当時はホームページを作るなどとは夢にも思っていなかったので、現地で写真撮影をしていなかったので、2006年8月、久し振りに立ち寄り、リニューアルされた風呂を撮影した。
データは変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。
松川町は長野県南部・下伊那郡の最北、伊那谷のほぼ中央に位置し、町の中央を天竜川が北から南へ流れ、川の東西に段丘が形成されている。

中央自動車道を下りて、天竜川を望む西側河岸段丘の地道をドライブすると、とても嬉しい気分になる。

春は3月に梅の花、4月は梨、5月はリンゴの花で満たされ、9月上旬からは20世紀梨やリンゴが実る

リンゴを購入するため、中央自動車道に並行して走る県道15号線をたびたび利用するが、10月から11月にかけては、真っ赤に実ったリンゴ樹が続きまさにリンゴ街道だ。

県道沿いの直売店に立ち寄り、市価の三分の二程度の価格で、蜜をたっぷり含んだ「富士」を自家消費とお土産に買い込む。フレッシュなリンゴや洋ナシ・ラフランスのジュースを試食・試飲するのも楽しい。
お奨めの店は熊谷農園(松川町上大島3746 電話0265−36−3215)、感じの良いご夫婦が応対してくれる。
写真をクリック
所在地 : 下伊那郡松川町
温泉名 : 信州まつかわ温泉
 
施設名 : 清流苑 (入浴日:2000.10.16  2006.8.24)
清流苑は私にとって記念すべき温泉施設である。というのも、2000年10月、東京の実家へ向かう途中に立ち寄って、これが温泉巡り第1号となったのである。
今から6年前(2006年11月現在)のことだ。

松川苑は町営の宿泊施設だが、日帰りも午前10時から午後8時まで受け付けているので立ち寄りに便利だ。

ここは、温泉・風呂は平凡だが、何故か人気が高い。

昭文社が毎年発行している「The温泉宿・西日本」の読者が選んだ温泉宿ベスト100に堂々ランクインされているのだ。(2003年84位、2004年不詳 2005年81位
80番台とは言え、南信州から九州に至る名温泉宿に伍してのランクインなのだ。

宿泊料金の割りに部屋(すべてT付き)・食事・サービスがいいのだろうか、またパターゴルフ場、テニスコート、屋内スポーツ施設、室内温水プール、こどもカーランド、マレットゴルフ場などの施設を有しているのも反映されているのだろうか。

泊まってみなければ正当な評価ができない温泉施設のようだ。

風呂は平成17年7月にリニューアルされたが、大浴場・露天風呂の他、薬湯・ジャグジー・ジェットバス・サウナ等の機能風呂を持つ。

但し、これらの機能風呂は温泉でなく、岩石を組んだ露天風呂もあまりにも透明度が高く温泉ではないように思えた(間違っていたらご容赦)。
ガイドブックでは、加温の上で掛け流しとあるので、少なくとも温泉が使われている風呂は掛け流しなのだろう。 泉質は単純泉、サラッとした癖の無い湯だ。

「塩見岳( 3047m )や赤石岳( 3120m )等の南アルプスの名峰の姿を湯に浸かりながら楽しむことがでる」と紹介されることが多いが、周囲に塀が立てられており、これは無理だ。
2006年8月、2回目の入浴。内湯と露天風呂がリニューアルされていた。
奥に樽風呂がある。
改定版
一部
信州まつかわ温泉・清流苑 (長野県)
温泉巡り第1号の清流苑、6年ぶりに再訪した。