奈良県高取町の歴史遊歩
---歴史が薫る、ロマンが息づく---
古代より現代まで栄えつづけた町

あなたは 人目の歴史遊歩人です

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 高取町の歴史遺跡を辿る旅人の皆様、ようこそお越しいただきました。高取町の歴史を古代より近代まで、その時代背景を踏まえて、歴史遺跡中心に解説いたしております。先人の跡を 歩くことにより、より一層「歴史の薫り」と「ロマンの息づき」を肌で感 じてください。

  古代栄えた国や都市は、殆どその歴史的使命を果たし、深い眠りについています。古代栄えた「飛鳥」は、都が藤原京、平城京へ遷都するとともに、歴史より忘却されます。

  しかし、「高取町」は、主役はその時代により変わりますが、古代より現代まで一貫して躍動感溢れる活動をつづけてきまし た。

最近の更新状況

 「近代の高取町」、「波多甕井神社と薬猟」「阿波野青畝の句碑巡り」などの詳細解説を掲載しました。

高 取 町 の 歴 史

古 代

 飛鳥時代は、日本の黎明期にあって、中国や朝鮮半島の国々と伍する律令国家建設への胎動が始まった時代でした。古代の為政者は、先進技術・文化を持っている外国人(渡来人)を積極的に受け入れ強力な中央集権国家を誕生させました。高取町は渡来人が闊歩していた古代の国際都市でした。万葉集にも詠われ、高取町出身の最初の「征夷大将軍・坂上田村麻呂」が活躍します。

中 世
  
 平安時代末期には、律令制度が疲弊して、貴族が没落し、変わって武士階級が登場し、武家政権である鎌倉幕府を樹立します。大和国にあっては、高取町を本拠地とする「越智氏」と大和郡山市を本拠地とする「筒井氏」が大和国の覇権争奪戦を繰広げます。また、中世を代表する文化である能楽「越智観世」と謡曲「田村」が大いに流行ります。

近 世
 
 関が原の戦いに勝利した徳川家康は江戸に徳川幕府を開府します。高取町は越智氏が戦国末期に筒井氏に敗れ、日本一の山城高取城の城主として、徳川御国衆(徳川家譜代の武士)の植村氏が、高取藩主として,家康より大阪の陣で活躍した「大砲」を授かり吉野の押さえの任務を託され入部し、幕末尊皇攘夷の天誅組の襲撃を受けその「大砲」により撃退します。

近 代

 廃藩置県により、城下町として栄えた高取町は、山間の一小都市に転落します。衰退する元城下町の復興と窮乏する士族の救済策として、古代よりゆかりのある「製薬・売薬」に命運をかけ「売薬の高取町」と して甦りました。

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