平成18年6月5日(大鹿村の中央構造線博物館を訪ねました。中央構造線の真上にはぎとった地層が展示されています。)

 いつものことですが,今年もゴールデンウイークにはどこにも出かけなかったので,ぜひどこかに出かけたいと考えました。そして,前々から行ってみたいと思いながら行ったことのなかった犬山城を訪ねることにしました。国宝であり,かつ,私物である犬山城に興味があったのです。
 そう遠くはないけど1泊でゆっくりするとなればどこがいいだろうと昼神温泉に泊まることにしました。そうなると,もう少しどこかに行ってみようと,検索していたら,長野県大鹿村に「中央構造線博物館」というのが見つかりました。
 中央構造線は理科の時間に教える内容です。何度も教えましたが,こんな博物館があることは知りませんでした。5月14日・15日に,犬山城見学→岐阜花フェスタ→昼神温泉→中央構造線博物館というコースを走ることにしました。しかし,しだいに天気予報がよくないようになってきました。
 そんな12日,朝,目を覚ますと良く晴れています。「今日,出発だ」とインターネットで旅館を検索,ネットで予約しまし,出発しました。
 犬山城をゆっくり見学,城下町を歩きました。だんだん天気が悪くなってきたので,「世界一のバラ園春まつり」を開催中という岐阜県可児市の花フェスタ記念公園を割愛し,昼神温泉に直行しました。恵那山トンネルを出るとよい天気,山1つでこんなに違うものかと驚きました。温泉からはツツジが咲き乱れる山々が見え,ゆっくりと過ごしました。
 翌朝,目を覚ますと雨でした。「しかたがない。予定通り動こう」と飯田インターチェンジから松川インターチェンジに走り,一山越えて大鹿村に行きました。ここに中央構造線博物館があるのです。
 この中には,中央構造線のところではぎ取ったという地層が,ちょうど部屋の真ん中をとおる構造線のところに展示されています。学芸員からは詳しい説明を聞くことができました。続いて隣にある「ろくべん館」へ,この村に伝わる歌舞伎に関する資料を見学しました。
  ろくべん館で,山の食堂「するぎ農園」のパンフレットを見つけました。昼食はここにしようと車を走らせました。「手打ちそばと大鹿の味セット」大鹿産そばの実を石臼でひいた手打ち,山菜が主流の季節の天ぷらに添えられていたのは大鹿の「山塩」大鹿特産大豆「中尾早生」の甘辛煮はとてもおいしく,食後には,南アルプスの水出し珈琲を楽しみました。
 霧が立ち込めたつづら折れの道,「ほんとうにこんなところに食堂があるの?」と思いましたがとっても良かったです。

大失敗・・・せっかく撮ってきた写真を間違って削除,すべて失いました。したがって,この項は画像なしです。残っているのは,昼神温泉でのスケッチが1枚だけ。下手なスケッチを飾りに載せておきます。


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