A浮き上がった柱を起点にX、Y両方向の梁の持ち上がった長さが放射状に広がった範囲が負担面積と考えられるが、モデル化に際してはさらに簡略化し、各方向の起点を結んだ3角形の面積を負担面積とした。
□ここでは隅柱の持ち上がりに対して、梁の持ち上がり長さをモデル化し、さらに負担面積についてのモデル化を行った。
側柱・内部柱についてはこの考え方を用い、側柱については持ち上げた柱に取り付く3方向の梁について梁の持ち上がり起点を求め、3点を結んだ面積を負担面積と考える。
同様に内部柱については持ち上げた柱に取り付く4方向の梁について梁の持ち上がり起点を求め、4点を結んだ面積を負担面積と考える。
以下実験の変位を用いて、上記のモデル化により得られた各柱の負担面積の結果を次項に添付する。