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杉の板材を利用した水平構面の性能実験


B試験結果


品確法における水平構面の仕様と床倍率


品確法の床倍率に換算すると、流しダボ仕様においては1.5の床倍率となった。

この算定した床倍率で、前ページの別表の仕様に近いものは、番号4の「構造用合板12mm以上、根太@500以下、落とし込み、N50@150」、床倍率1.4が近い値となっている。

これは、合板張りと同等の床倍率が期待できるといえる。

また、隠し釘打仕様も同様に床倍率の算定をすると、0.58となった。

この値に近いのは、番号13の「幅180杉板12mm以上、根太@500以下、半欠き、N50@150」、床倍率0.24と、番号34の「木製火打90角、平均負担面積3.3u以下、梁背150以上」、床倍率0.36を足し合わせた(≒0.6)程度になっている。

(上表参照)


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 ©Tahara Architect & Associates, 2003