住 所 |
広島県佐伯郡大野町宮浜温泉2−5−4 |
電 話 |
0829−55−2255 |
交通機関 |
中国自動車道 大野ICから国道26号線で約4km
JR新幹線広島駅で山陽本線に乗り換え、約35分で大野浦駅下車して送迎車利用 |
施 設(日帰り) |
ロビー、売店、駐車場(30台程度) |
宿 泊 |
33室
・次の間付和室(3室 10畳+6畳+広縁 8名定員)
・和洋室(2室 8畳+ツインベットルーム+広縁 6名定員)
・和室(26室 8畳+広縁 4名定員、 12畳+広縁 6名定員)
・洋室(2室 ツインタイプ 2名定員)
宿泊料金:12,750円〜21,150円(税・サ込み)
料金は変更されているかも知れないので、予約前に下記HP参照のこと。
|
泉 質 |
弱アルカリ性・単純弱放射能温泉 (泉温26.0℃ 220リットル/分・・・他の旅館との管理湯) |
適応症 |
不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
入浴時間
(日帰り) |
13時〜20時(原則は予約不要だが、点検で入浴できないこともあるので念のため確認) |
定休日 |
無休 |
入浴料金 |
大人700円 貸切風呂は2,100円(45分)
日帰りプラン (11時〜15時) : 5,500円
|
入浴施設 |
内湯男女各1、露天風呂男女各1、貸切風呂1 |
浴室備品(日帰り) |
シャンプー、ボデイソープ、ドライヤー、ロッカー |
観光スポット |
宮島・厳島神社、錦帯橋、柳井、妹背の滝、鳴川海岸(海水浴)、広島市 |
お土産・食事 |
館内に売店、日帰りプランで館内での食事可、それ以外の食事は国道2号線沿いで。 |
近くの温泉 |
湯来温泉、湯の山温泉、アルカディア温泉、潮原温泉 |
宮島町HP
観光協会HP
大野町HP
宮浜グランド
ホテルHP
|
http://www.hiroshima-cdas.or.jp/miyajima/top2.htm
http://www.miyajima.or.jp/
http://www.ono-town.jp/
http://www.miyahama.com/ |
雑記帳 |
この2年間で、日本三景(松島、天橋立、宮島)のすべてを観光した。
美しさの順位はつけがたくて、何れも島・州と海とのコントラストが美しく、三景に相応しい景観だった。 |
●大野町:大野町には、瀬戸内を望む小高い丘に数軒の旅館が寄り添う温泉地・宮浜温泉がある。ここは、世界遺産の宮島・厳島神社周辺にあって、唯一の温泉地であり、合わせて日本三大奇橋・錦帯橋の観光にも便利なロケーションにある。
●宮島町
宮島は長さ約9km、幅約6kmのほぼ長方形、西岸を幅わずか500Mの大野瀬戸が挟み広島湾の中に浮かぶ島である。
近年、世界遺産に登録された宮島・厳島神社は、古くから日本三景の一つに数えられるとともに瀬戸内海国立公園の一角として、特別名勝・特別史跡、風致地区、天然記念物などの指定を受けている。
2泊3日で効率よく西中国を観光し、かついくつかの温泉で入浴するため、2つの案を考えた。第1案は島根県と山口県を周遊する案。二案は広島県と山口県を周る案。
第1案は、島根県で幾つかの有名な温泉に入浴できるが、観光地が少ない。第2案では、中国地方を代表する観光地、宮島・厳島神社と錦帯橋を観光できる。しかし広島県には温泉が少ない。
ARさんと鳩首会談の結果、今回はお互いの奥さん孝行、それに2人が行っていない観光地も多いことから、広島+山口コースを選択した。
初日、雨中の山陽自動車道を西へ。尾道で名物ラーメンの昼食、その後、宮島・厳島神社をゆったりと観光したので、当初予定していた錦帯橋を翌朝にまわし、宮浜温泉に宿泊した。
宮浜温泉は、狭い水道を挟んで宮島西端の対岸に面し、国道2号線沿いの小高い丘に旅館3軒がひっそりと佇んでいる。
山陽を代表する観光地である宮島・厳島神社周辺で唯一の温泉地であり、ここと錦帯橋〔岩国市)観光に大変便利なロケーションにある。
宮浜温泉は昭和40年に営業を開始、その後、湯量不足になったので、平成5年7月、新たな掘削を行いラドンを含む単純弱放射能温泉湧出に成功した。
旅館は宿泊料金順に、「庭園の宿石亭」「宮浜グランドホテル」「旅館かんざき」の三軒だが、「庭園の宿石亭」は、日本の宿を守る会員旅館で、敷地が2千坪、宮島と瀬戸内を借景にした回遊式和風旅館に離れが点在。宮島観光の場合、宮島参拝口まで迎えに来てくれるというサービスもあるようで、料金23,000〜36,000円を厭わない方はご利用ください。
宿泊した旅館(下記)からの大野瀬戸と宮島
宮浜温泉には上記の通り、旅館が3つある。
この中で、見晴らしがよく、宿泊料金がリーズナブルな宮浜グランドホテルに予約を入れた(8畳和室+広縁・トイレ付で@12,600円)。
玄関前の見晴らしのいい駐車場に車を停めて館内に入った。
ロビーは一昔前の典型的な観光ホテルのスタイル、内装・調度品もややくたびれていた。
これが2005年4月、左の写真のようなウッディで瀟洒なフロント・ロビーに改装された。
ホテルの名前が冠されているが、客室は和室が中心だ。
標準的な8畳又は10畳の和室の他に、次の間付和室・和洋室・洋室もあるので、予算に応じてバラエティに富んだ選択が出来る。
(全室がT又はBT付)
ここのホテルの売り物の一つが、客室からの素晴らしい眺望だ。海沿いを走る国道2号線を隔てた小高い丘に建っているため、客室の窓からは、眼下に狭い海峡「大野瀬戸」、その向こうには宮島の西端が眺められる。
食事は、夕食が客室又は個室、朝食はレストラン又は広間で取るが、わたし達の場合、宿泊客が少なかったせいか、隣の客室に用意されていた。
料理は、旬の近海の魚介類や地元の野菜を食材とするため、月替わりとなっている。
風呂は中規模の端正な大浴場で、前面はガラス張りでとても開放的だ。
露天風呂は丘の斜面を利用して、おそらく後から設けられたものだろう。大浴場から外に出て石段を5メートルほど下りた所にあり、2〜3人が入れば満員となる小規模なもので、残念ながら眺望はきかない。
湯はやや黄味がかっていて、しっとりとした弱アルカリ性の単純弱放射能泉。
ここは宮浜温泉で唯一、立ち寄り湯が可能で、入浴時間は13時から20時まで、料金は700円である。
館内・部屋・食事・温泉・サービスの総合評価は、宿泊料金に十分見合ったものだった。
尚、宿泊料は、リニューアル後に若干引き上げられたようで、1室3人以上・平日利用で12、750円からとなっている。
大鳥居は重さだけで立っている。
船で宮島へ(15分程度)
土産物屋が並ぶ門前町
干潮なので海に浮いていない!
平清盛造営の厳島神社
山口県岩国市の錦帯橋は翌朝観光
天橋立、松島と並んで日本三景の一つとされる宮島は、そそりたつ弥山の自然と壮麗な社殿と大鳥居を海に浮かべる厳島神社をもって、1996年世界文化遺産に登録された。
創建は推古天皇即位元年(593年)とされ、後に仁安3年(1168年)、平清盛により現在の形に造営された。
神社の建物の6棟が国宝、11棟3基が重文に指定されている。
教訓:当日は干潮で神社が海上に浮いていなかった。宮島観光に際しては、潮を確認してから旅程を組むべし。
データは変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。
宿泊のとき供された魚介類の牛乳炊き
2005.7.29
データ更新
施設名 : 宮浜グランドホテル (宿泊日:2004.5.16)
2005年4月リニューアルオープン
先日、当サイトをご覧になった宮浜グランドホテルから、自舘のホームページ開設とロビー・客室改装及び貸切風呂新設のご連絡を頂いた。
これに基づき、下記の通りURL追加と記事・写真の一部修正・追加を行った。
改装されて明るくモダンになったフロント・ロビー。(写真はホテルHPから借用)
2005年7月の夕食献立は次の通り。
・先付 湯来こん酢味噌
・吸物 鯛潮汁
・前菜 四種盛り
・造里 旬魚
・焼物 帆立貝ポテトグラタン
・陶板焼 海鮮オレンジ包み焼 ※
・蓋物 寄せそうめん・美味出汁 ※
・揚物 鮎フライ・タルタルソース添
・蒸し物 冷し茶碗蒸し
・果物 季節物
・食事 季節飯
・漬物 広島菜他
データ更新 2005.7.29