住 所 西牟婁郡白浜町湯崎1870
電 話 0739−42−3360
交通機関 阪和自動車道南部ICから国道42号線で約20km
JRきのくに線白浜駅から明光バス・白浜湯崎温泉行で20分湯崎下車
施 設 駐車場(約40台)
宿 泊 56室(和室24、和洋室12、洋室20)、全室オーシャンビュー・BT付き
宿泊料金は下記の柳屋HPで参照ください。
泉 質 ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間(日帰り) 一般の外来入浴は不可だが、組合加盟の旅館・ホテルに宿泊すると、「南紀白浜ゆめぐり帳」を購入できる(2004.7.6現在)。料金は1,300円。これを利用すれば、20の旅館・ホテルの内、3ヶ所で入浴できる。これにより、柳屋でも午後3時から6時の間で入浴できる。
定休日 無休
入浴料金 上記「入浴時間」参照
入浴施設 内湯男女各、露天風呂男女各1貸切風呂2
浴室備品 シャンプー、ボディシャンプー、ドライヤー(宿泊客はタオル・バスタオルも)
観光スポット 円月島、千畳敷、三段壁・洞窟、外湯巡り、海中展望台、アドベンチャーワールド、ハマブランカ
お土産・食事 シーフード全般(西日本最大級・とれとれ市場南紀白浜での海産物購入がお奨め)
近くの温泉 白浜町内旅館(立ち寄り湯)・外湯(6ヶ所)・日帰り温泉施設、椿温泉、えびね温泉南部温泉、田辺温泉
白浜町HP
観光協会HP
柳屋HP
http://www.town.shirahama.wakayama.jp/
http://www.nanki-shirahama.com/
http://www.yanagiya-hotel.jp/
雑記帳 白浜には双子を含めてパンダが5匹もいる。
白浜温泉・柳屋 (和歌山県)
白浜町・白浜温泉の詳細についてはについては特集 南紀白浜温泉参照
データは変更されている可能性もあります。事前にご確認ください。
温泉名 : 白浜温泉
日本三古泉の一つ白浜温泉【他に有馬温泉(兵庫県)・道後温泉(愛媛県)・・・異説有り】は、田辺湾から鉛山湾にかけて点在する新白浜・古河浦・大浦・網不知・東白浜・白浜・湯崎温泉などの総称で、ホテル・旅館が25軒、最大収容人員は8,570人(何れも「白浜旅館協同組合」のホームページから算出)の大温泉地である(この他に多数の民宿・ペンション有り)。

白浜温泉の魅力は、恵まれた湯量、洗練された設備・料理・サービスのホテル・旅館、白良浜・円月島・千畳敷・三段壁などの景勝、新鮮な魚介類、数多いテーマパークなどのレジャー施設、それに夏の海水浴など、単なる温泉地という枠を超えた総合力にある。
山間(やまあい)の温泉は雨や霧の日が情緒を増すが、白浜は快晴・青い空が似合う温泉リゾート地だ。

白浜温泉の源泉は、昭文社発行「関西温泉&やど」(2004年度版)によれば「約45ヶ所」とある。
手元に湯量についての統計的な数値がない。したがって安易に湯量が豊富とは言えないが、少なくとも日本三古泉の中では、白浜がもっとも湯量に恵まれているようだ。【日本経済新聞社発行「日本百名湯」(松田忠徳著)】

もう一つ、白浜温泉に行ったなら、是非、6ヶ所の外湯巡りをお薦めする。
特に、全国的に知られた磯辺に湧く「崎の湯」、2種類の源泉掛け流しを楽しめる牟婁の湯」には必ず入浴したい。


施設名 : 柳屋 (宿泊日:2004年7月6日)
数多い白浜温泉の旅館・ホテルの中から「柳屋」を選んだのは単純だ。
どうしても入浴したかかったリニューアル後の「崎の湯」にとても近かかったこと、ホームページで「源泉掛け流し」を高らかに宣言していたことだ。

柳屋はガイドブックでは、創業が江戸時代とあるが、ここのホームページでは「おかげさまで10周年」とあり、推測するところ経営者が変わったのであろう。
いずれにしても日本書紀に記されている「牟婁の温湯」は、柳屋のある湯崎(温泉)のことであり、白浜温泉発祥の地区に位置している。


建物は白亜の13階建て、部屋数は56室(和室24、和洋室12、洋室20)で何れもBT付き、全室がオーシャンビューだが、なかでも眺望が良い8階〜12階を占める洋室がお薦めだ。
最近、露天風呂付きの部屋が3つ出来たそうで、予算が心配ない方はこちらの利用もいいだろう。

食事は、部屋食・レストランのどちらでも可能だが、腰や膝に持病を持つ私達夫婦は躊躇なく、海辺を見ながら食事が出来るレストランでの夕食を選択した


浴室は男女別の大浴場(露天風呂付き)と2つの貸切風呂がある。
何れも歴史ある源泉・行幸湯の贅沢な100%源泉掛け流し、湯は透明なナトリウムー塩化物炭酸水素塩泉で湯冷めのしにくい泉質だ。写真の大浴場は面白い設計で、湯舟の向こうに別にし切られた細長い水槽があり、おそらく源泉の温度を下げてこちら側に流し込む機能があると思われる。

宿泊料1人16,800円(平日・2人宿泊)は、部屋・温泉・食事を総合すると割高とは感じない1泊だった。
宿泊した「柳屋」からの瀬崎地区と白良浜
全国的に知られた海辺の外湯「崎の湯」
「日本温泉遺産を守る会」認定の源泉かけ流し風呂
宿泊した12階の洋室。広々として窓側にはソファーセットが置かれている。(この写真は柳屋HPから借用)
全室オーシャンビュー
豪華なフロント・ロビー
夕食と朝食はレストランで
和洋折衷の洗練されたディナー