住 所 西牟婁郡白浜町2927−553
電 話 0739−82−2615
交通機関 阪和自動車道南部ICから国道42号線で約20km
JRきのくに線白浜駅から明光バス・三段壁行きで20分、草原の湯下車、徒歩5分
施 設 食事処、休憩ロビー、バーベキュー、売店、駐車場200台
宿 泊 無し
泉 質 ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩泉
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間 9〜22時(夏期・正月は7時〜))
定休日 年中無休
入浴料金 大人:1,000円 小学生800円 幼児(3才〜)500円
入浴施設 男女別内湯・露天風呂等29ヶ所
浴室備品 シャンプー、ボデイソープ、ドライヤー、ロッカー
観光スポット 円月島、千畳敷、三段壁・洞窟、外湯巡り、海中展望台、アドベンチャーワールド、ハマブランカグラスボート白浜エネルギーランド、南方熊楠記念館紀州博物館日本民族温泉資料館
お土産・食事 土産・食事は施設内で可
シーフード全般
は西日本最大級・とれとれ市場南紀白浜や個人魚屋で。
近くの温泉 白浜町内旅館(立ち寄り湯)・外湯6ヶ所・日帰り施設5ヶ所、椿温泉、えびね温泉、南部温泉、田辺温泉
白浜町HP
観光協会HP
白浜温泉パークHP
http://www.town.shirahama.wakayama.jp/
http://www.nanki-shirahama.com/
http://www.onsenpark.com/index1.html
雑記帳 ここの大露天風呂は、夏のみオープンするようだが、他の温泉地でこんな例があるだろうか?
白浜温泉の宿泊客は8月が一番多い。温泉と夏、この組み合わせは白浜温泉だから似合う。
白浜町・白浜温泉については特集 南紀白浜温泉参照
データは変更されている可能性もあります。事前にご確認ください。
白浜温泉パーク草原の湯 (和歌山県
一部
「ホテル天山閣海ゆう庭」が経営する温泉パビリオン。
丘の斜面を利用して、男女計で29の風呂が造られ、それぞれに紀州ゆかりの名前が付けられている。

時間の余裕がないと、全部の風呂に入るには、裸で坂道を走り回ることになり、入浴と合わせて相当の体力が必要になる。
白浜温泉には、6ヶ所の外湯以外に、6ヶ所の日帰り温泉施設がある。
旅館・ホテル数がほぼ同じ有馬温泉の日帰り温泉施設が3つに対し、白浜は12にも達し、多様な温泉入浴が楽しめる。
露天風呂派、内湯派、銭湯派、多機能風呂派、家族風呂派、水着着用のスパ派、などどんな好みでもOKだ。
宿泊する人はもとより、日帰り客も、通過客でも好みの風呂を選べる。

日帰り温泉施設で、多くのガイドブックがページを割いて紹介しているのが、ここ白浜温泉パーク草原の湯だ。
2つほど紹介しよう。

「山の斜面を利用して造られた
遊び場タイプの温泉パーク。紀州ゆかりの名が付いた風呂は全29種類。各風呂を繋ぐ遊歩道はミニ熊野古道になっていて、途中には茶屋や休憩処がある。」

一山全体に浴槽が点在する。露天風呂パビリオンと銘打つ通り、そのほとんどが露天風呂で、中には近畿最大という風呂もある。人気の貸し切り露天風呂、レストラン、マッサージルームを備え、一日中温泉を楽しむ人も多い。」

白浜に3泊した最終日、紀州博物館を見学後、当初行く予定だった「長生の湯」が定休日だったので、ここにやって来た。
高性能のナビが山の手の細い道を案内したが、それでも見つからず、周囲をウロウロしてようやくたどり着いた。
ここを経営する「ホテル天山閣海ゆう庭」に隣接するので、ナビにはこの旅館名をインプットした方が無難かもしれない。

冬の平日の午前中とあって、200数十台ある駐車場はガラガラ、入口に一番近い場所に車を停められた。
入浴料1,000円を支払って、奥に進んでエレベータに乗る(女性は乗らないでエレベーター前を左折)。
エレベーターで25m、降り口と山腹を繋ぐ橋を渡ると「男性はだか天国」の看板があり、そこで入場券を渡す。
坂道を下ると、左右に紀州に縁のある名前が付けられた露天風呂が次々と現われる・・真白良姫の湯、安珍の湯、皇子の湯、清姫・備長炭の湯等など。それぞれの風呂には脱衣室がついているが、いちいち脱衣→着衣→脱衣を繰り返していたら大変だ。どこかの風呂に置かれたロッカーに衣服を入れて、後の風呂は裸のままで歩き回るのが一番手っ取り早い。しかし、目隠しはしてあるものの、舗装された坂道を歩くと、公序良俗に反しているような気持ちになって落ち着かない。
混みあった日などは、ちょっとしたヌード村状態になっているかも知れない。(浴衣を借り、衣服をコインロッカーに預ける方法があるらしい。)いずれの風呂も、それなりの風情、情緒があるが、何せ数が多いので気が焦って一ヶ所で落ち着いて入浴できない。家内と犬を車に待たせているので、よけいだ。これが夏だったら、汗を流すのでなく、汗をかきながらの入浴となるところだった。
(教訓:ここは時間に余裕がある場合に来ること)

これ以外に夏期のみオープンし、、プールと繋がっている弁慶の湯がある。長さが50m以上あって、水着を着ての入浴となる。貸切風呂も予約で入浴できる。
食事処は、4ヶ所あるが、一部の料理は予約が必要のようだ。(HPの説明が分かり難い!)
エレベーターで上り、橋を渡って丘の中腹に到着。
丘に高度差をつけて、露天風呂が点在する。
道に迷わないよう、派手な看板が立っている。
坂道を上り下りして次の温泉に移動する。
崖を利用して造られた露天風呂。湯が流れ出てここは掛け流し?
3つの木の風呂が並んでいる。指呼の距離よりは少し離れているものの、向かいに家が並び、丸見え?
手前の桶風呂には備長炭が敷き詰められている。
(入浴日 : 2005.1.15