白浜町・白浜温泉については特集 南紀白浜温泉参照
長生の湯は今回で4回目の入浴だが、あらためて白浜温泉の共同浴場や日帰り施設の中で最も風情があり、しっとりした入浴ができる風呂、というこれまでの評価が間違いでないことを実感した。

長生の湯は、白浜温泉の入口、霊泉橋を渡って、右手に老舗のホテル古賀の井が見えて間もなくの左側にある。
道路に面したブロック塀で囲われているので見落としてしまい、あっという間に通り過ぎてしまう。
そのうえ、駐車場への入口(手前)と出口(前方)が狭く、後続車や対向車に慌てるとボディを擦る可能性もある。

建物は昭和初期から使われていた木造の倉庫の骨組みをそのまま使用しているので、館内は温もりと素朴な雰囲気を漂わせている。


駐車場の前には、和歌山ラーメンを供する「めん吉」がある。
和歌山はしょう油発祥の地であり、ラーメンもやはりしょう油ベースとしたものが多く、めん吉も同様だ。
白浜温泉は、田辺湾から鉛山湾にかけて点在する新白浜・古河浦・大浦・網不知・東白浜・白浜・湯崎温泉などの総称で、ホテル・旅館が25軒ほどあり、有馬温泉と並び関西を代表する温泉地だ。

奈良時代に「牟婁の温湯」の名で登場し、日本3古泉の一つに数えられている。

白浜温泉の魅力は、恵まれた湯量、選択肢が広い多種多様なホテル・旅館群、白良浜・円月島・千畳敷・三段壁など海岸線の景勝地、養殖に成功したクエをはじめとする新鮮な魚介類、パンダが多数いるアドベンチャーワールドなどのレジャー施設、それに夏の海水浴や花火大会など、単なる温泉地という枠を超えた総合力にある。

加えて、白浜温泉には6つの共同浴場(すべてかけ流し)と多数の日帰り温泉施設があり、また多くの旅館・ホテルが積極的に立ち寄り入浴を受け入れている。

白浜温泉のシンボルの共同浴場「崎の湯」。一番先端の風呂は悪天候や大潮のときは海水が入ってきて入浴できなくなる。
内湯から見た露天風呂。さして広くない敷地を巧みに利用して風呂を設け、雑木を配して四季を感じさせる。
古材を使用した外観が黒塗りの建物。砂利の駐車場には20台くらいが停められる。営業時間は10時〜22時、定休日は毎週水曜日、大人500円。駐車場脇には足湯も設けられている。
狭い敷地だが四季を感じさせる雑木の林に囲まれた掛け流しの露天風呂が素晴らしい。写真は晩秋に撮影したもので、紅葉を見ながらの入浴。
白浜温泉 長生の湯 (和歌山県
自然石を床に敷き詰め、洗い場と壁は木製でとても風情がある。
紀州の備長炭を浴槽全体に敷き詰めた小さな木造の心地よい風呂。2〜3人は浸かれるが、先客が居たら入りにくい。
樹木に囲まれた比較的大きな露天風呂は、10人以上が一度に入れるだろう。秋の紅葉も良かったが、新緑のこの時期も爽快だ。
長生源泉はしっとりしたナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉。無色で僅かに硫黄臭・。浴室の床が成分で白くなっていた。
源泉は「長生」と「東谷」の2種類の源泉を季節によって使い分けている。源泉温度が異なるためだ。
自然の石を床に敷き詰め、壁板は地元の杉板を使用し、風呂の縁や窓枠も木材でしっとりした雰囲気を漂わしている。
受付では温泉玉子が1個70円で買える。
かなりの湯量が注がれている。
駐車場にあるめん吉。醤油が特産の和歌山県らしく醤油ラーメンが売り物。昔の東京ラーメンに似たさっぱり味だ。
白浜温泉の数多い外湯(共同浴場+日帰り施設)の中で、最も風情ある風呂が長生の湯で、今回4回目の入浴でそれを改めて実感した。
改訂版
データ (変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。)
住 所 和歌山県西牟婁郡白浜町古賀浦2763
電 話 0739-42-3010
交通機関 阪和自動車道南部ICから国道42号線で約20km
JRきのくに線白浜駅から明光バス10分、古賀浦バス停から30秒。
施 設 食事処(めん吉)、駐車場25台
宿 泊 無し
泉 質 ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間

am10:00〜pm10:00

定休日 毎週水曜日
入浴料金 大人 500円 子供(小学生以下) 300円
入浴施設 男女別内湯各1 男女別露天風呂各1
浴室備品 シャンプー、ボデイソープ、ドライヤー、ロッカー
観光スポット 円月島、千畳敷、三段壁・洞窟、外湯巡り、海中展望台、アドベンチャーワールド、ハマブランカグラスボート白浜エネルギーランド、南方熊楠記念館紀州博物館日本民族温泉資料館
お土産・食事 食事は施設内ラーメン。土産屋は温泉街に多数。
近くの温泉 白浜町内旅館(立ち寄り湯)・外湯6ヶ所・日帰り施設5ヶ所、椿温泉、えびね温泉、南部温泉、田辺温泉日置川温泉
白浜町HP
観光協会HP
長生の湯HP
http://www.town.shirahama.wakayama.jp/
http://www.nanki-shirahama.com/
http://www.choseinoyu.jp/
施設名 : 長生(ちょうせい)の湯 (最終入浴日:2011.5.28)
温泉名 : 白浜温泉