住 所 |
長野県南佐久郡南牧村海尻栗谷上日向1465−1
|
電 話 |
0267−91−4111 |
交通機関 |
中央自動車道長坂ICから約30km
JR小海線海尻駅から徒歩20分
|
施 設 |
食事処、広間、売店、駐車場30台 |
宿 泊 |
無し |
泉 質 |
ナトリウム・マグネシウムー炭酸水素塩・塩化物温泉 |
適応症 |
不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
入浴時間 |
10時〜21時 (受付は8時20分迄) |
定休日 |
火曜日 |
入浴料金 |
大人 800円 小学生 600円 |
入浴施設 |
内湯男女各1、露天風呂男女各1、サウナ |
浴室備品 |
シャンプー、ボディソープ、ドライヤー。ロッカー |
観光スポット |
野辺山高原・清里一帯(ア・ミュージアム・オブ・アート、清里北澤美術館、ホール・オブ・ホールズ、吐龍の滝、清里フォトミュージアム、小須田牧場、多数のレストラン、パン・ハム工房)、八ヶ岳周辺、小淵沢、富士見高原、原村 |
お土産・食事 |
施設内で可、滝沢牧場、蕎麦(あららぎ・ふるさと)、清里にレストラン・土産物屋多数 |
近くの温泉 |
海の口温泉郷・本沢温泉・野辺山光明石温泉・奥蓼科温泉郷(渋・渋の湯・渋川・明治等)・直坂温泉・蓼科高原に多数の日帰り施設(蓼科・蓼科三室・乙滝・白樺湖・池の平・尖石温泉など) |
南牧村HP
灯明の湯HP |
http://www.avis.ne.jp/~minamivo/
http://www.cconsult.co.jp/toumyou/ |
雑記帳 |
ここから湯川渓谷へのトレッキングルートがある。 |
施設名 : 灯明の湯 (入浴日:2005.9.24)
東京の実家から信州2泊の旅の初日、鹿教湯温泉に向かう途中、かなてからドライブしたかった国道141号線に乗るため、中央自動車道の須玉ICで降りた。この国道は、日本一の高所を走るJR小海線とほぼ平行しており、1、000mの台地を南北に貫く快適な高原道路だった。
途中、人気リゾート地の清里に立ち寄ってから、すぐ近くの八ヶ岳海尻温泉で入浴した。
山梨県と長野県の県境に、赤岳(2,899m)を主峰とする八ヶ岳連峰が広大な裾野を広げて横たわる。その赤岳の南、山梨県側に高原リゾート「清里」がある。
ここは、アメリカ人宣教師ポールラッシュが戦前・戦後を通じ、「食料・健康・希望・信仰」の精神に基づいて、理
想郷を創るべく開拓し、いまも清里のシンボルである「清泉寮」を建設したのが始まりだ。
軽井沢を小さくしたような洒落た通りを中心に、周辺には別荘地・牧場・レストラン・レストラン/カフェが点在し、女性に人気の高原リゾートとなっている。
南牧村は、南北に長い長野県の東端に位置し、八ヶ岳の東麓、標高1000m〜1500mの地域からなる。年間平均気温6.9℃と低く、冷涼な気候を生かして高原野菜が生産され、
県下第2位の売上 高を誇っている。
村を南北に走るJR小海線は、路線の半分は標高1,000m以上の高原を走り、清里〜野辺山間には標高1375mの「JR線最高標高地点」があり、南牧村の村域にある野辺山駅の標高1345mは「JR線最高標高駅」となっている。
JR小海線と平行する国道141号線も当然のことながら1、000m以上の高所を走るが、道は大部分が平坦でカーブも少なく、両側の高原キャベツの畑が無ければ、平野部の快適な道路を走っている錯覚に陥る。
清里のメインストリート
時計塔
清里駅を出る2両連結の列車、間もなく最高標高地へ。
温泉マップを見ると、国道141号線沿いに本沢温泉がある。しかし、ここは八ヶ岳中腹、標高2,150mにあり、露天風呂としては日本最高所、バス停から4時間歩かなければならない。
もう一つ、海ノ口温泉がある。佐久海ノ口駅から徒歩5分ほどの距離にあって、鄙びた旅館が数軒点在している。
ここといい、入浴した八ヶ岳海尻温泉といい、山の中に「海」という地名がつくのが奇妙だ。近辺には小海とか海瀬という地名もある。
どうやら、昔、この一帯には大きな湖があったらしい。
八ヶ岳海尻温泉は八ヶ岳連峰の一つ、硫黄岳から流れる湯川の下流に古くから湧き出る温泉を利用している。
海ノ口温泉を過ぎて4kmほど、国道141号線を注意深く進むと小さな案内標識が出てくるので、そこを見過ごさずに左折して1kmほど進む。湯川の造った扇状地と思われる狭い平坦な地に建つ白壁の建物が見えてくる。
そこが灯明の湯だ。
源泉は施設から僅か20mのところに自然湧出していて、動力揚温泉と合わせて毎分100リットルの湯量だ。
風呂はシンプルな木枠の内湯と小さな地元の岩石を積んだ露天風呂があり、それぞれが一度に7〜8人が入れる大きさで、掛け流しと浴槽循環の併用。加温してあるが、温泉成分を損なわないために熱交換方式で行っている。成分が濃いのだろう、湯船の枠や床が白色に変化している。
これとは別に小さな源泉風呂があり、こちらは泉温32度の源泉を加温・加水無しで掛け流しにしている。
館内には、地元の素材を使った料理を出す食事処(兼休憩所)がある。
ナトリウム・マグネシウムー炭酸水素塩・塩化物温泉は、わずかに緑色がかっている。
小さな岩を積んだ素朴な露天風呂
データは変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。
一部
灯明の湯周辺の風景
蓼科高原からの八ヶ岳(日本百名山)