改定版



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駒ヶ根市は長野県南部の伊那谷ほぼ中央、日本100名山の木曽駒ケ岳(2956m)と空木岳(2864m)の懐に抱かれ、天竜川が造った河岸段丘に位置する人口3万5千人の町である。
因みに「駒ヶ根」という名前は、駒ケ岳の山麓の町という意味だ。

市のいたるところから中央アルプス(木曽山脈)と南アルプス(赤石山脈)の名峰群が望めるところから、「アルプスが2つ見える町」をキャッチフレーズにしている。

駒ヶ根市周辺は、標高が600から3000メートルまで2400mの高低差がある高原リゾート地帯だ。
木曽駒ケ岳・千畳敷カールまでの1000mの高度差をわずか7分で運ぶロープウェーは、東洋一と言われている。

ここには青年海外協力隊の訓練所が置かれており、多くの訓練生とともに外国人が住む国際色豊かな町である。

宿泊した早太郎温泉「二人静」

施設名 : こまくさの湯 (入浴日:2001年7月19日 2回目:2009年11月1日))

中央自動車道駒ヶ根ICからわずか2km、途中、唐松や白樺林を通り過ぎ、立ち並ぶ施設もなんとなく洗練されていて、高原リゾートの雰囲気を漂わせている。

こまくさの湯もカラマツ等の林の中にあり、駐在中に訪れたドイツアルプスで見かけた建築物を思い起こさせる。

しかし館内は外見と違ってローカル色豊かでくつろげる雰囲気、麺類や丼物・定食等が取れる食事処や別棟にはごろ寝できる休憩室も設けられている。


こまくさの湯は1996年8月にオープン、2001年にリニューアルされた。
私はリニューアル直後の7月に第一回目の入浴をした。

8年ぶり、2回目の入浴(大人600円)は、早太郎温泉の「二人静」にチェックインする前に立ち寄った。
日曜日だったので、館内・浴室は大変混み合っていた。

アルザス地方で見かけた建築に似ている。

館内ロビーは吹き抜けで、大きな売店がある。風呂は階段を上がる。

2回目の入浴は日曜だったので、大変混んでいた。

住 所 駒ヶ根市赤穂759−4
電 話 0265−81−8100
交通機関 中央自動車道駒ヶ根ICから県道75号線で約2km
JR飯田線駒ヶ根駅から伊那バスしらび平行きで15分、こまくさ湯のバス停下車すぐ
施 設 食事処、休憩室(無料)、マッサージ室、売店、 駐車場(120台)
宿 泊 なし
泉 質 弱アルカリ性単純温泉
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間 10時〜21時(入館は20時まで) 
定休日 第2,4水曜日 (祝日の場合は変更あり)
入浴料金 大人600円 小人(小学生)300円
入浴施設 内湯男女各1、露天風呂男女各1、サウナ、寝湯、打たせ湯、ジャグジー、ジェットバ等
浴室備品 シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー
観光スポット ロープウェーで木曽駒ケ岳千畳敷、駒ヶ根高原散策、光前寺
お土産・食事 館内で食事・土産可能
近くの温泉 松川温泉伊那羽広温泉、高遠温泉
駒ヶ根市HP
観光協会HP
こまくさの湯HP
早太郎伝説HP
http://www.city.komagane.nagano.jp/
http://www.kankou-komagane.com/
http://www.komakusanoyu.com/
http://www.komagane.com/hayataro.htm
雑記帳 ソースかつ丼は駒ヶ根名物で、60年以上の歴史がある。ドンブリに盛ったご飯の上に、シャキシャキのキャベツ、その上に厚切りのロース肉をさっくりと揚げたとんかつを乗せ、店の秘伝のソースをかける。駒ヶ根ではカツ丼といえばこれのことらしい。
ソースカツ丼は駒ヶ岳SAでも食べられる。

内湯は中規模、、大きくとった前面のガラス張りは開放感があり、同規模の露天風呂からは木曽駒ケ岳が遠望できる
泉質はアルカリ性単純温泉、加水・加温の循環。

データ (変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。)

早太郎温泉の秋の風景

温泉名 : 早太郎温泉

早太郎温泉は、「市の木」に選定されているカラマツ等の落葉樹が生育する高原リゾート地にある温泉である。

早太郎温泉には複数の源泉があり、10件程度の旅館・ホテルが温泉を引き、日帰り入浴施設が2ヵ所ある。
このことから地元や一部の温泉情報誌では「
早太郎温泉郷」と称している。

温泉は無色・無臭・なめらかなアルカリ性単純温泉で肌に優しい。

「早太郎」の名前は、昔、近くにある光前寺で飼われていた早太郎という犬が、遠く遠州の神社(現在の静岡県磐田市)に毎年現れて人身御供を要求していた怪物を退治したという伝説に由来している(下記のHP参照)。

この伝説の縁で、駒ヶ根市と磐田市とは姉妹都市となっている。

温泉巡りを始めて間もない時期に立ち寄った早太郎温泉、8年ぶり、まだ紅葉が彩る駒ヶ根高原にこまくさの湯を訪れた。

所在地 : 駒ヶ根市

早太郎温泉 こまくさの湯 (長野県)