施設名 :湯遊の里南甫園 (入浴日:2006.2.28)
データは変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。
住 所 |
足柄下郡箱根町仙石原934 |
電 話 |
0460−4−8591 |
交通機関 |
小田原厚木道路小田原西ICから国道1号線・国道138号線で約17km
東名高速道路御殿場ICから国道138号線で約11km
箱根登山鉄道箱根湯本駅から箱根登山バス仙石・桃源台方面行きで23分仙石案内所前下車 |
施 設 |
食事処、休憩所(有料)、駐車場30台 |
宿 泊 |
無し |
泉 質 |
カルシウム・マグネシウムー硫酸塩・塩化物泉(館内表示) 64.7℃ pH2.9 |
適応症 |
不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
入浴時間 |
10時〜19時(受付は18時迄) |
定休日 |
毎週水曜日(休日の場合は翌日) |
入浴料金 |
大人 1,000円 休憩料込み・大人 2,000円 |
入浴施設 |
内湯男女各1 露天風呂男女各1 |
浴室備品 |
シャンプー、ボデイソープ、ドライヤー、ロッカー |
観光スポット |
芦ノ湖、駒ケ岳、各所での富士山観望、大涌谷、仙石原、箱根関所跡、多数の美術館・テーマ館、すぐ横にリ・カーヴ箱根美術館(リゾートホテル リ・カーヴ箱根の2階) |
お土産・食事 |
館内で昼食可能(11時30分〜14時 17時〜19時)
食事・土産物は国道138号線沿いに多数。 |
近くの温泉 |
湯本・塔之沢・宮ノ下・小湧谷・強羅など箱根21湯、七沢温泉、広沢寺温泉、飯山温泉、鶴巻温泉、中川温泉 |
箱根町HP
観光協会HP |
http://www.town.hakone.kanagawa.jp/
http://www.hakone.or.jp/ |
雑記帳 |
箱根の楽しみは数多くある美術館巡りである。
「箱根彫刻の森美術館」「箱根美術館」「「箱根芦ノ湖美術館」「成川美術館」「ポーラ美術館」「リ・カーブ箱根美術館」「箱根ラリック美術館」など多数。
中でも芦ノ湖を真下に臨む素晴らしい眺望を持つ成川美術館は平山郁夫をはじめとする現代日本画家の作品を多数展示しており、箱根に行かれた際は是非お立ち寄りを。
また、仙石原にある「ポーラ美術館」は、ガラスを多用したモダンな建物で、ルノワール・ドガ・セザンヌ他の印象派のコレクションが充実している。 |
箱根には年間2000万人の観光客が訪れる。
一つの町でこれだけの集客力を持つのは全国で箱根町だけだ。
道が混んでいなければ東京ICから1時間少々で、箱根の玄関口・湯本温泉に到達する。
箱根へのアクセスも東京側からだけでなく、東名の御殿場IC,熱海や伊豆方面からも風光明媚な観光道路が通じている。
この便利さに加えて、温泉、芦ノ湖、大涌谷等の観光スポット、数多い美術館・テーマ館、洒落たレストランや昔ながらの食事処。そして背後には秀麗な富士山や富士五湖が控えている。
また、年初の一大イベント「箱根駅伝」は、無料で全国民に町を宣伝してくれる。
秋は銀色の波が輝く仙石原の薄野
江戸時代までは、湯本・塔之沢・宮ノ下・堂ケ島・底倉・木賀・芦之湯の温泉、いわゆる「箱根七湯」と呼ばれる温泉地があった。
その後、鉄道・道路などの整備により数が増え、明治から昭和にかけて「大平台」「小涌谷」「強羅」「宮城野」「二ノ平」「仙石原」「姥子」「湯ノ花沢」「蛸川」「芦の湖」が加わり「箱根十七湯」と呼ばれた。最近ではさらに「早雲山」「大涌谷」「湖尻」を入れて二十湯とも呼ばれている。
仙石原は芦ノ湖の北、標高700mの草原が仙石原。もともとは噴火口に出来た湖、それが湿原に変わり、その名残が箱根湿性花園だ。
点在する上湯・下湯・俵石・仙石などの温泉を括って仙石原温泉と呼称している。
東京の実家から奈良へ帰る途中、強羅温泉で宿泊(箱根で宿泊は初めて)するとにして、途中、大山(おおやま)の麓の七沢温泉、箱根湯元の天山で2回目の入浴、それからここ仙石原温泉にやって来た。
仙石原は、過去に何回も通過したが、特に秋のススキの時期が印象に残っている。
入浴後、すぐ近くのリゾートホテル リ・カーヴ箱根にある利・カーブ箱根美術館とポーラ美術館2つの美術館に立ち寄ったが、特に後者は素晴らしかった。
仙石原温泉は、上述の通り箱根十七湯に名を連ねているが、温泉は大涌谷からの引き湯である。
温泉は箱根温泉供給株式会社が製造・配湯をしているが、ここでは井戸水を貯め、それをを大涌谷で噴出する火山性ガスと反応させて温泉にしている。
温泉法では、これも立派な温泉である。
南甫園(なんぽえん)は、もともとはもともとは宿泊施設だったようで、道路側に大きな駐車場を持つ瀟洒な建物である。
外観からは、ここが日帰り温泉施設とは見えない。
内部も洒落た雰囲気で、見事な庭園を見通すレストランがあって、昼食・夕食が取れる。
テーブルが丸いのは、旅館jから、一時、中華料理店になっていた、という記事を見かけたので、そのせいかもしれない。
風呂は比較的大きな内湯と露天風呂がある。
ここの売り物の露天風呂は、4〜5人がやっとの小さ目のものだが、白濁した湯が掛け流しになっている。
ここからの日本庭園の景観も見事だ。
一方の内湯は、色が違い、どうやら温泉ではないようだ。
私は鼻が悪いので気がつかなかったが、塩素の臭いが強い、という記事が複数あった。
庭園が見事な露天風呂
庭園を望むゆったりしたレストラン。
瀟洒な外観の日帰り温泉施設
一部