治療内容

  【治療について】

 東洋医学では人間は気血津液という、現代医学で言う血液の様なものが体の中を循環していると考えられています。その流れが経絡いう経穴(ツボ)をつないだ線になっています。その流れがどこかで滞っていたり、急激に流れていたりしていると、体に変調がおこり、つまり病気になるのです。その反応が体中にある経穴(ツボ)に反応として現れます。その反応を探し、鍼やお灸で治療します。

【治療の流れ】

 患者さんにお書き頂いた問診表をもとにして詳しくお話を伺います。脈診等で東洋医学に基づいた診断をします。電気療法・温熱療法・カイロマッサージ等でも治療します。鍼灸治療では、鍼とお灸を使います。鍼は使い捨てのディスポ鍼なので、感染症等の心配はありません。

お灸は色々な種類があります。赤ちゃんも出来る温灸から様々な方法で施灸します。肌に火傷痕は出来ません。安心して治療を受けて下さい。

【鍼灸治療の適応症】

●神経系疾患: 神経痛・麻痺・自律神経失調・手足のしびれ

●運動器系疾患: 腰痛・関節痛・五十肩・頚肩腕症候群・捻挫や骨折等の後遺症

●循環器系疾患: 高血圧症・低血圧症・動悸

●呼吸器系疾患: 気管支炎・喘息・風邪による喉の痛み

●消化器系疾患: 胃炎・胃酸過多・下痢・便秘・逆流性食道炎・神経性腸炎

●婦人科系疾患: 生理不順・生理痛。更年期障害・のぼせ・出産後の滋養

●小児科系疾患: 小児神経症(疳むし・夜泣き・不眠)・扁桃腺炎・虚弱体質

●その他の疾患: 肩こり・冷え症・眼精疲労・頻尿・頭痛・めまい・不眠

これらは1例です。いろいろな症状の治療が可能です。

index