カトリオーナ・マッコール、バリー・ストークス主演の1979年制作・日仏合作だけど日本映画になるのかな…?
あらすじ:これこそ不要ということで(笑)、でも原作と異なる点を挙げてみます。・オスカルはやけに女っぽい。
・アンドレはやたら態度がでかい。・ジェローデルはほぼ変態。・ロザリーは妙にすれている。
ジャルジェ家はなんか没落しかけの貧乏貴族っぽい…。アントワネット、フェルゼンは外見・キャラともわりと
原作のイメージに近いように思いますが。
ラストはバスティーユですが、オスカルは衛兵隊隊長としてじゃないんです、これが。。。
ロケはフランスで、それもベルサイユ宮殿を使わせてもらったというだけあり、その点は見ごたえありです。
キャラクター的にどうかという点を除けば出演者はなかなか景色もいいです。
設定的にプラス要素を挙げてみますと、オスカルは健康です。アンドレも両目とも健在?です。
最後、オスカルは死んでいません。アンドレは撃たれるけれど死んだ、かどうかわかりません。というわけで、
ある意味、その後に期待が持てるとは言えそうです…!
これについては客観的になかなか語れないので以下は全くの私見です。
実際、原作と引き比べれば怒り&失望ということになると思います。でも今になって見てみたら、これはこれでリアリティが
あるというか、大掛かりなサイドストーリーの世界としてみれば、という感じがします。
個人的には英語っていうのがネックのひとつでした。分からなくてもフランス語にして欲しかったなぁと。
主役がどう見てもフランス系じゃないっていう点も。また、オスカルは綺麗なんですがあまりに女性的で、
そこがどうしてもイメージ的に合いませんでした。その点、アントワネット役はオーストリア人、
フェルゼン役はスウェーデン人で、なぜかこういうところにはこだわりがあったのかも?でも何と言ってもラスト、
これはもうちょっと何とかして欲しかった。。。
でもツッコミながら見る、という点では未見の方は一見の価値ありかもしれません(^^)
こちらははなはな様のご希望作品です。アンドレがオスカルの肩を後ろから抱いているという風の
絵柄がいいかも、ということで、これはラスト近くの1シーンから取りました。
こうやって見たら、普通のベルばら…?!(笑)
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