信貴山 (2/5)

聖徳太子が創建した伽藍は、その後ひと気もなく、衰退しましたが、醍醐天皇が 延喜10年(910 A.D.)にこの寺を再建しました。朝廷を子々孫々まで護ることを願って、「朝護孫子寺」 と名づけられました。

今日では毘沙門天を祀る寺として有名で、「心願成就」、 「金運如意」、「商売繁盛」、「開運招福」を願う信者が多数参拝をしています。その信者は、 近畿地区だけではなく全国に広がっています。献灯に彫られている信者の名前や住所をみると、 ハワイや台湾にも信者がいることが窺えます。 毎日多数の参拝客があり、年間50万人に達しています。

本堂で参拝をする人々本堂に向かう僧