法隆寺-(13/15)
夢殿(2/2)

夢殿には、救世観音(くせかんのん)が祀られています。救世観音は、聖徳太子等身と言われ、長らく秘仏とされていました。明治時代のお雇い外国人講師フェノロサ(Dr. Ernest Francis Fenollosa:1853-1908)が明治17年(1884)この地を訪れ、救世観音を公開するよう熱心に運動をしました。
今日では、次の期間公開されています。
春季: 4月11日〜 5月18日
秋季:10月22日〜11月22日
救世観音を護るが如く、二人の座像があります。一人は東院伽藍の創始者、行信僧都であり、
もう一人は創建から120年以上経た平安時代に荒廃してしまった東院伽藍の修理に力を注いだ
道詮律師(どうせんりっし)です。