法隆寺-(12/15)
夢殿(1/2)
この場所には、西暦601年に聖徳太子が建立したと言われる斑鳩宮があり、聖徳太子は、622年に亡くなるまで、ここに住んでいたとされています。
しかし、太子没後約20年後の643年に蘇我入鹿(そがのいるか)がさしむけた大軍によって斑鳩宮は炎上し、聖徳太子の一族は自害、滅亡してしまいました。
天平11年(739)に、当時の高僧であった行信僧都(ぎょうしんそうづ)は故宮の荒廃を悲しみ、太子の遺徳を偲んで、ここに上宮王院(じょうぐうおういん)を建立しました。この寺院が東院伽藍であり、その中心は夢殿となります。(上宮は聖徳太子の尊称)
夢殿(国宝) |
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