第22回 公開講座 終了リポート

「ほんまもんの時代!」

〜船場商人(せんばあきんど)の情報発信術を学べ〜

日本のサンタクロース!

■実施前の募集要項

●日 時:平成14年3月22日(金) ※午後6時40分より受付
      午後7:10〜9:00開講 (9:20まで延長の場合あり)
      (事情により、30分程度の遅刻入場はOKです。)     

●場 所:『大阪産業創造館』 5階 研修室C
      大阪市中央区本町1-4-5 TEL 06-6264-9800(代)        

●講 師:茂木 皓守 (しげき こうじ)氏
      
      ジェラート『チルコドーロ』、ランドールコンフェクト(株)経営。

      知る人ぞ知る「3mとびあがるほどのおいしさ」で評判の
      冷製チーズケーキ<宝ちず>で有名な『チルコランド』のある
      ランドールビル(南船場・・・長堀通り北側)を経営。

      船場生まれの船場育ちの商人、
      地域誌では『全身火の玉・快男児』と称され
      『いかにお客様を感動させるか』をテーマに
      「元気のある場所」「感動を与える場所」を聞きつけると
      日本中の町でも村でもどこへでも飛んでいく行動派。      

      人々に感動を与えることをモットーとして
      自社ビル内の一室(約50名収容の)を情報発信基地として開放。
      様々な人達が集い、ワーク・スペースとして活用。
  
      人を楽しませる筆で書くFAXコミュニケートでさらに充実。
      一度あったら忘れられない、みんなが大好きになる情熱家。
      大阪を代表する生ける情報発信マシーンとして『元気』を宅配中。  


    

●テーマ: 「ほんまもんの時代!」

       〜船場商人(せんばあきんど)の情報発信術を学べ〜       
     
●内 容: ニセモノがはびこる昨今。
       誇り高き日本精神はどこえ消え去ろうとしているのでしょうか?
       今こそ『ほんもの』探しの旅にでるチャンスです。

       『情(なさけ)』と『報いる』を合わせて『情報』と書きます。
       IT(情報技術)革命が叫ばれるこんな時代だからこそ
       『口コミ』の重要性を考えることが必要なのかもしれません。
       だってそこには『人』が居ないと成立たないからです。
       情を報いるのも、報われるのも『人』と『人』が居るからこそです。

       前回は、クロフネカンパニー中村講師には
       『出会い』の大切さを学びました。
       
       今回は、その『出会い』を活かす『術』を含めて
       人を動かす『ほんまもんの精神』と『情熱』を
       茂木講師から学び取りたいと考えております。

●定員35名様(先着順) 

〜企画部より〜

講座前、KKDマスコットガール兼広報担当幹事のあやちゃん
総務担当幹事の金澤さん、編集長兼企画担当幹事の私と計3人で
茂木講師の所へご挨拶並びに打ち合わせに御伺いしました。

まずは、茂木講師の『元気』にビックリ仰天!。
ご尊名のとおり、シゲキ(刺激)的な方でした。
その活動の広さ、経験の長さ、教養の広さに感嘆。

かと言って、一方的にお話されるわけでは決してなく
私共若輩者に対しても色々な事を質問されます。
私達が答えると『ふむふむ』と丹念にメモを取る実直さに感激。

もちろん、色々の事をお教え頂いたり考えさせられたり、本を朗読したりと
公開講座の事前打ち合わせと言うよりは
私達幹事に特別講座をして頂いた、そんな感じです。

昼食と食後のデザートを頂きながらたっぷり2時間。
気障かもしれませんが、幹事をやっていて本当によかった、
幸せ過ぎて他の皆様に申し訳ない。そんな気持ちが胸に一杯になりました。

・正直、友達になって頂いたら絶対損をしない人。
・ただ、認めて頂くには生半可な小手先は絶対通用しない人。
・船場商人(せんば・あきんど)の正統的紳士である。
・簡単にはマネできないバイタリティーと情熱がある。
・多くのノウハウとノウフウ(who)を持っていらっしゃる。
・こだわりのジェラートをホームページや楽天市場を通じて全国に販売。
・有名なファッションデザイナーに、ケーキのデザインしたことがある。
・テレビにも映画にも出演している。
・あの超人気タレントのおじさんである。(血筋?)

■講座再演 『全身火の玉・快男児』・・・・・・関西交流大学に現る!

熱気あふれる公開講座の講師を務めて頂きました。
<定員オーバー状態の大盛況の中>

●スクール形式の会議室はスッチャカ・メッチャカ机を並び替へ
・・・開演前から大パニック状態。

●口型の机配置の中に、講師用の机を入れる
・・・こんなの初めて。
●落語の題目垂れ幕風の装置で次の話のテーマをめくる
・・・寄席みたい。

●ワインとチーズのいきなり試食会
・・・ほんまもんの実践

ワイン&チーズ ソムリエ
『神田ゆかり』先生
関西交流大学に再登場!

●全員筆ペンで、オリジナル名刺作り
・・・そんなん急にかけまへん。

●また、筆ペンを使っておもしろFAXを書いて
・・・私あてに(講師)に送ってとの宿題付。

当日、茂木講師が参加者にお配りなった名刺!

●かわいいお嬢様も同行・・・名助手付。
●かわいい取材陣も登場・・・ありがとうございました!
●大黒様へ変身・・・おもろすぎる!?


【備考】
大黒様とは日本のサンタクロースです!
詳しくは、講師の終了リポートをご覧ください。

 

■編集長/終了リポート


この第22回目の関西交流大学・公開講座は恐らく、
様々な講演会・勉強会などで、かつて誰もやったことのないスタイルなのです。
この奇天烈な、講座のスタイル形式そのものが『生ける情報発信基地』の姿。
これが、茂木講師が我々に教えて頂いた、情報発信術なのです。

そしてもう一つ『私の視点』から、
この度の茂木講師の『沈黙の教え』をご紹介致します。

『与えることは得ること』・・・・・ある中国故事に出てくる言葉です。
ギブ&テイクではなく、ギブ&ギブ。

私が到着する前より、茂木講師とお嬢様は先に到着され
『重いたくさんの荷物』を会場まで運び入れて頂いております。
参加者全員(35名)分のワイン・食器・講師の小道具など
箱4,5ヶ分の大量の荷物。
しかも足りない食器や変装用衣装なども
この講座の為に事前に買いに走って頂いたもよう。

 ←大黒様が持参した幸せの器を打出の小槌で割ったところ

一体誰が、この殺伐とした世の中にここまでやれる人がいるのでしょうか?
お金のためですか? 名声のためですか? 茂木講師はいずれも求めていません。
会費2千円のちっぽけな勉強会に何を要求できるのでしょうか?
貴方はマネができますか?

答えは・・・・・★与いて頂いたのです。
何も求めず、ギブ アンド ギブにて。

言葉にするのはいとも簡単ですが。
ほんまもんの『感動』を我々は頂戴したのです。

しかも、茂木講師は自分の苦労など終始一切語らず
最後のかたずけの荷物運びをもくもくとされていました。

それどころか、私達幹事に『今日はほんまにありがとう。』と
心から感謝の言葉をのべられました。

名士とは名ばかりの『ニセモノ』がはびこる昨今、
『ほんまもんの男』に肌で触れられたこの喜びを噛み締めながら
私は今、公開講座終了後、帰宅し深夜筆を取っております。
『感動』が眠気、酔いが優っております。

さて、これは私の視点でございます。
参加者の皆様それぞれの感じ方は違うと思います。
でも、『与いて頂いた』それぞれの何かはあるはず。

その恩(情)を報いる方法はただ一つ。
自らが情報を発信することです。
求められているとすれば、
それが茂木講師の唯一の願いなのかもしれません。

また、茂木講師の『赤い糸』作戦に繋がってください。
茂木講師の提唱する『ジョイント・イベント』にご参加ください。
その新たな行動によって、
『平成14年3月22日(金)が貴方の記念すべき日』
(赤い糸)になるやもしれません。
       
●最後になりましたが
ワイン&チーズのソムリエ『神田ゆかり』先生
(第19回・関西交流大学・公開講座 講師)
ミニ・ワインレッスン誠にありがとうございました。

創作書家『西村 佳子』先生ご参加ありがとうございました。
(・・・関西交流大学・教授就任にお願いするつもりです・・・・)
時間があれば、筆技を見せて頂きたかったのですが
また、機会を見つけてご指導願います。


◆編集長 兼 企画担当幹事

■参加者の声

●初めての参加でしたが、最初はどのような講座か興味津々でした。
しかし、始まってみると思っていたのとは大きく違い大変にぎやかで、
また講師の方のパワーにびっくりしたような次第です
少し引っ込み思案気味の私としては溶け込むのに少々躊躇してしまいました。
そして、この会を運営されている事務局の方々には本当にご苦労さまです。
全員参加型で運営されているとのことですので、
私もどのようなことが出来るかはわかりませんが、
お手伝いが出来ればと思っております。


●先日は、お疲れ様でした。まだ二回しか参加してませんが、
講師の方の素晴らしさと、内容の濃さに感動すら覚えています。
茂木さんから、「yesでもNoだ」と言う、
意味不明の渾名までいただきまして、感謝、感謝です。

●茂木さん、ありがとうございました。
茂木さんの言葉の中で、 私の最も気に入った言葉は、「進化」でした。
「次は、もっと進化しときまっせ」うーん、スッバラシ !
”次” が必ずあって、しかも、”進化”しとくんです。
「でしょう」とか、「つもり」とか、「したいな」じゃなく、「しときまっせ」
茂木さんの頭の中には、常に前へ前への思考しかなく、
しかも、次に会うであろう時には、既に一旦”進化”させた後の姿で、
おそらく、その時の茂木さんの実態は、もう、ずーっと、前方で新たな挑戦に向かってらして、
「すんまへん、お先です」と、 声をかけて下さるに違いない。
えらそばらず、斜に構えず、
前だけを見て、みんなを喜ばせる事を最大限に考えてお話される姿には、
ぜーったい、みならってやるんだ!!
と、心より感銘を受けました。
ところで、 筆ペンFAXとコルクのひげはモライですね。
筆ペンFAXも、味と深みがあっていい。
これから、必ず、筆ペンとコルクを持ち歩きます。


●関西交流大学への参加は、今回で二回目ですが、
どちらも素晴らしい講師の方と、深みのある内容と、
主催される方の心遣いと、参加される方の積極的な態度とで、
会社の Off-JT 等では味わえない感動を与えていただき、
また、日々の行動の仕方、考え方にまで影響を与えていただきました。
本当に、感謝、感謝、感謝、感謝、感謝、感謝、感謝、感謝、感謝、


●こういった交流会への参加はまったくはじめてでしたが
初回からかなりのインパクトで圧倒されておりました。
ただ、ここで白状しますが、少しのワインが結構まわって
しまって、途中からぼーっとした状態で聞いてたようです。
それでも、人とのつながりの大切さ、工夫の大切さ、
サービス精神、おもてなしの精神などを学べたと思っています。
これからもできるだけ講座に参加していきたいと考えて
おりますので、どうぞよろしくお願いいたします。


●色々な「エキス」
が十分に発揮されていましたね。私の心に存分
に「感動」が届いた1時間だったのです。
講師を中心にロの字型にセッティングされた机、
なにやらパンやチーズらしきものがのったお皿の
数々、窓際に並べられたワイングラス・・・ムム?
今日はいったいなんだろう・・・そこに登場された
講師は、熱い語り口で一人一人に語りかけられるように話されます。
見開かれた瞳!も〜十分に
引き込まれました。まるで落語のお題のように
めくられる題材、打ち出の小槌の登場、変装、
とにかく趣向の凝らされた、まさに「ホームパーティー」のような楽しさに
満ち溢れた時間でした。
前回の講演会に続き、人生の師ともいうべきかた
との出会いをくださった「関西交流大学」に感謝感謝のひとことです。
もちろん、「会員」にならせていただくべく、
今後も出席させていただきます!・・・ということで、次回の
出席もここで宣言させていただきますので、どうぞ
よろしくお願いいたします。


■茂木講師の終了リポート
(舞台裏)

 

懇親会は高級イタリア料理 『マンドリーノ本町店へ』

会員がここの関係者でありリーズナブルな料金で、
美味しいワインと、この逸品料理達をゲット!

皆様お疲れ様でした。!

 

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