一般的に、木材の含水率は白身より赤みのほうが高く、また、節部分の含水率を計測すると、いくらKD材であっても高い値を示す。
上記のことを理解せずに含水率の計測を行うと、信頼性の低い値しか得られないので注意が必要である。
含水率の測定方法については、下記の方法を推奨する。
・木材の4寸幅の面で、両端の木口及び中間部の3点とし、梁成の側面は計測しない。
・また、節の部分については計測を避けることとする。
・含水率を計測した3点の平均値を目安とする。
通常、下記のような平角材の腹部(側面)は芯に近いことが多いため、特に含水率が高い状態である。