前記のような状況をふまえて当事務所では、通常の梁・柱の配置や断面を指示する伏図・軸組図に加えて次のような内容を指示する図面を添付するようにしている。
ここでは、当事務所の標準図を一部抜粋し、指示している内容を説明する。
ラグスクリューは径12mmで首下の長さが100mm以上にしなければ耐力を確保できない。
ボルトのがたなどがあるので、30mm以上の締め代をとっておかないと締め切れない場合がある。
15kN以上の引抜力になってくると土台やアンカーボルトの耐力が不足するので、ホールダウン用のアンカーボルトに直結する必要がある。この場合のアンカーボルトの位置は高い精度が要求される。