床材以外に水平構面を固める要素として、梁組みの4隅を固める火打ち梁がある。
火打ち梁水平構面の荷重−変形性能は、火打ち自身の剛性のほかに、火打ち間をつなぐ梁の曲げ(水平方向)の影響を加えたものである。
火打ち構面の剛性=火打ち梁の剛性×梁の曲げの剛性
2階床での水平構面の構成を考えると、床構面と火打ち構面を足し合わせたものであり
水平構面の剛性=根太の接合部の剛性×根太転びの剛性×面材(釘)の剛性 +火打ち梁の剛性×梁の曲げの剛性
という関係になる。