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No.7 実際の挙動に対応した接合金物とは

2003年9月


6.金物の計算方法の種類による比較

6−1.建築基準法の仕様規定(告示1460号の表)

2階建てまでを想定した仕様規定である。

計算自体は許容応力度計算ベースだが、耐力壁のある/なしと計算する柱に取り付く最大の壁倍率だけが判断の基準なので、その場合の考えられる最悪の条件を想定した計算を行って金物仕様を決めている。

特に2階建ての1階については、2階にも1階とおなじ耐力壁が連層で存在すると仮定しているので、高耐力の金物が必要となってくる。

なお、1階より2階の壁倍率が高い場合は想定していないと思われる。


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 ©Tahara Architect & Associates, 2003