構造材が腐ったり、食べられてしまったりしたら、どんな家もつぶれてしまう。
上記の予防を行なっても、完全に防止することは出来ず、近年では乾燥に強い蟻も存在し、また、薬剤処理を行なった後でも別のルートから侵入する可能性もある。
健全性を保つためには、上記の予防策以外に、定期的(5〜10年程度)なメンテナンス(床下点検等)を行なう必要がある。
つまり、設計を行なう際には、長く住んでもらうために、この様な床下点検等のメンテナンスが行なえるように設計し、それが出来るのが21世紀の設計者といえるのではないだろうか。