なお、この算定式@・Aを使用するにあたり、下図のように2階にしか耐力壁が無い場合は、2階柱の柱頭・柱脚の仕口方法にてその下部にある1階管柱にも同様の仕口方法で柱頭・柱脚を接合することがより安全で望ましい。
ただし、下図のような1階管柱の接合部の仕口方法は、2階の床荷重による押さえ込みが加算されるので、必ずしも2階と同様の仕口方法とする必要がなくなる。
その為には、きちんと計算によって安全を確かめればならない。
又、計算によって浮き上がり力等が確認出来ないのであれば、木構造の専門家に委託するべきである。