上表の縦に上図左側の引張筋かいの各仕様、上表の横に上図右側の圧縮筋かいの各仕様を示す。
その下部の{ }内は補正された引張・圧縮の片筋かいの壁倍率をしめす。
当該柱の浮き上がり力に相当する、(圧)側から(引)側の差し引いた値の壁倍率(A1、A2の値)が表中に示される。
右上の表中の「 」内の数字は同様に補正値を考慮したものであるが、地震時には交互に水平力が作用するので、無視される。
上表の縦に上図左側の片引張筋かいの各仕様、上表の横に上図右側のたすき掛け筋かいの各仕様をしめす。その下部の{ }内は補正された引張片筋かいとたすき掛けの壁倍率をしめす。
当該柱の浮き上がり力に相当する、タスキ側から(引)側の差し引いた値の壁倍率(A1、A2の値)が表中に示される。
以上が、解説本の「(別記)〜補正値1、2」を考慮した壁倍率であり、筋かいの位置、仕様及び本数を図に照らし合わせて表をCHEKすると、直接A1、A2が求められるようになっている。
(各筋かいに別途加算される軸組要素がある場合を除く)