(3) 剛性率による低減
    剛性率による低減係数 Fs は、剛性率 Rs に応じて、以下の値とする。剛性率による低減係数は方向毎に求める。
    Fs = 1.0/(2.0 - Rs/0.6) (Rs ≦0.6)
                               1.0/(2.0 - Rs/0.6) (0.6≦Rs)
    
    
      - Rs :各階の剛性率, Rs=rs / rs
- rs :当該階の層間変形角の逆数,層間変形角=当該階当該方向の必要耐力/剛性
- rs :当該階のrsの相加平均
 
    
      剛性率は建物の上下方向のバランスを見る指標で、新築建物であれば、0.6以上であることが要求されます。
      一般的な形態の木造住宅の場合、剛性率は0.6を超えることがほとんどであり、低減されることはめったにありません。
     
 
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