有開口壁の開口低減係数 Ko は下表による。
単位長さあたりの強度の比率 | |||
---|---|---|---|
開口の幅(m) | 1m以下 | 1m超 2m以下 | 2m超(※1) |
窓型開口(※2) | 0.4 | 0.3 | 0.2 |
掃き出し開口(※3) | 0.2 | 0.15 | 0.1 |
有開口壁は開口幅と高さに応じて、開口による耐力低減を行います。
許容応力度設計では、開口高さでのみ低減係数が決まっています(その代わり、2mまでで、両側に無開口壁が必要という制限がある)が、診断では開口幅に応じても低減するかわりに、片側に無開口壁があれば耐力をカウントできるようになっています。