上部構造の耐力の診断は、当該住宅の必要耐力と保有する耐力とを比較することで行う
上部構造の耐力は建築基準法のいう大地震動に対して、当該住宅に求められる耐力(必要耐力)と、実際に保有している耐力(保有する耐力)とを比較することでおこなう。
精密診断法が、大地震時の地震力に対して保有耐力の検定を行う診断であることを明記しています。但し、実際の計算では保有耐力そのものに対する検討ではなく、所定の試験方法等で求めた基準耐力レベルの力で検討を行っています。