@一梁ごとのカウンターウェイトを計算するためのモデル化とする。
その後、梁中の突き上げ柱の押さえ込み力を分配し計算する(この際、梁や根太の架かり方を考慮する)。
A耐力壁は個別に剛体的回転をするものと仮定する。
B層間変形角1/30(rad)時のカウンターウェイトを求めるためのモデル化とする。
C浮き上がり範囲は、底辺の長さを梁長さとした長方形を考えることする。
D浮き上がり範囲長方形モデルの高さ方向は壁線間隔を2分割した長さとする(モデル2より)。ただし、壁線間隔が3p以上の場合で、梁中の突き上げ点が1カ所の場合は、その半分の長さとする。
E壁線間隔が5pを越える場合は、浮き上がり範囲長方形モデルの高さ方向を2.5pとして計算する。
(モデル1による。両側梁からの距離2.1(m)×2=4.2(m)で5pの4.55(m)にすると若干大きくなるが、それでも実験結果のほとんどで安全側の評価となるので切りのよい5pとした)
F耐力壁による浮き上がりが、水平力がX方向、Y方向の両方向で生じる柱については、カウンターウェイトを両方の場合について求め、その小さい方を、採用する。