光明寺 耐震改修工事3.調査概要− 3-2. 調査位置・状況− 3-2-2. 1階床下調査状況

47 本堂南外壁構面の下部

板と板との隙間から水が浸入し、腐朽しかけていた。長期的な面から考えると、何らかの対策を取ったほうがよいと考えられる。

48 本堂南外壁構面の下部

この構面を補強することにしているが、1階床面から基礎の間は、耐力要素がつながっていないので力の伝達経路を新設しなければ効果がない。

49 本堂西側外壁構面の下部

ここも48と同様に補強することが必要である。

50 本堂南西コーナーの柱脚部

ほとんどの外部構面に面した20cm角の柱脚部では、蟻害や腐朽は見られず健全な状態であった。


 ©Tahara Architect & Associates, 2003