白浜温泉1泊2日の旅
全走行距離 : 426km 
当サイトのご縁で、白浜町から「観光大使」を委嘱され、立谷町長から委嘱状を受領するために白浜に赴き一泊した。
因みに、ボランティアのため、宿泊費・交通費などの受給は一切なし、自費で滞在した。
そのまま帰るのでは勿体無いので、帰途は紀伊半島内陸部を北上し、2ヵ所の温泉に立ち寄った。
2004年7月6日(火)〜7月7日(水)
1日目
生駒市(自宅)→第二阪奈道路→阪神高速東大阪線→近畿自動車道・阪和自動車道→和歌山IC→国道24号線等→花山温泉(入浴)→国道24号線・阪和自動車道・海南湯浅道路・湯浅御坊道路→阪和自動車道南部(みなべ)IC→国道42号線→白浜町(とれとれ市場で昼食)→白浜町町役場(白浜観光大使委嘱状受領)→円月島・三段j壁・千丈敷観光→旅館・柳屋チェックイン→崎の湯(入浴)柳屋(宿泊・入浴)

2日目
柳屋(白浜)→牟婁の湯(入浴)→国道42号線・県道29号線(田辺龍神線)→奇絶峡観光→龍神温泉(入浴)→国道425号線・国道371号線→高野龍神スカイライン(無料となった)・県道→野迫川温泉(入浴)→県道・高野龍神スカイライン→高野山→国道371号線→橋本市→国道24号線→五條市→国道24号線等→生駒市(自宅)
1日目
自宅午前7時30分
最初の休憩 岸和田SA
花山温泉
タイル張りのクラシックな湯舟。
30度の源泉風呂が付属している。
鉄分を含んでいるため茶色に変色する湯成分が濃いため風呂に厚く付着している。
素朴な雰囲気と茶色の湯で、温泉
マニアに人気がある。
内部は古色蒼然・雑然と言おうか、なぜか懐かしい雰囲気。最近の日帰り温泉やスーパー銭湯の画一的な施設を見慣れた人にはかえって新鮮だろう。
  白浜温泉
日本一の温泉リゾート
1泊2日の場合は帰りに寄ろう、トレトレ市場。
海産物・農産物なんでも揃う。
大トロの握り寿司、価格は1,500円。
観光大使委嘱状
町役場、「パンダの町」の横断幕。双子を含めて4匹のパンダがいるのだ!!
立谷町長が当サイトアクセスのご縁でお付き合いが始まった。ハワイ州議員が第1号、私が2号、地元出身の坂本冬美が3号の由、一介のサラリーマン定年者がいただくことに恐縮。
白浜観光
崎の湯
宿 泊
2日目
牟婁の湯
三段壁
千畳敷
円月島
東の不老死温泉、西の崎の湯。磯辺の波飛沫がかかる温泉の代表格だ。
女性用の露天風呂は、湯舟が1つ多くて、しかも一番手前の風呂からの眺望は素晴らしいそうだ。
白浜温泉の発祥の地、湯崎にある「柳屋」に宿泊。
部屋からの風景、町名に相応しく、浜も旅館・ホテルの建物も白一色だ。
源泉掛流しの内湯
番台(但し玄関にある)の男性の写真を撮影しようと思ったら、逆に撮られた。
2種類の源泉の掛流しという贅沢さ。「崎の湯」と並んで白浜の温泉力を物語る証左だ。
白浜から龍神温泉に向う。
温泉巡りの恒例、道路沿いの農産物直販所で、新鮮で安い野菜を買い求めた。
巨岩ががごろごろの奇絶峡
龍神温泉への山岳道路
入浴した日高川沿いに立つ日帰り温泉施設の龍神温泉元湯(手前)
紀州藩御用達だった旅館「上御殿」
ナトリウム炭酸水素塩泉のしっとりとした泉質。温泉ガイドブックに拠れば、ここは「一部掛流し」
高野龍神スカイライン(無料になった)で、奈良県の秘境・野迫川村へ
奇妙なホテル名は、チェコの町と姉妹都市(野迫川村が都市?)と結んだことによる。
快適な高野龍神スカイライン
スカイラインからそれて野迫川村への道。縮尺の小さな地図でも、虫眼鏡でないと見えない道路。スリルある箇所もあり。
素朴なタイル張りで、けっこう大きな内湯(露天風呂なし)窓の向うは緑一色。
野迫川村の最奥部、標高1,200m、荒神(こうじん)岳の頂上にある「雲の上温泉」を目指そうと思ったが、時間の関係で断念し帰途についた。
白浜は三方が海洋に面し、太平洋の波濤が刻んだリアス式海岸の複雑な海岸線は、ダイナミックな景観を造形し、白浜の魅力を一層高めている。
「崎の湯」は、太平洋の荒波が洗う岩礁にある露天風呂だ。崎の湯の名は全国的に知られ、露天風呂のガイドブックでは、必ずと言っていいくらい、表紙や見開きにここの写真が掲載されている。
白浜温泉は、飛鳥・奈良時代には、「牟婁の温湯」の名で登場し、「牟婁の湯」はこれに因んでいる。
白浜温泉には7つの外湯があるが、牟婁の湯は崎の湯と並んで白浜温泉の発祥の地、瀬崎にある。
  龍神温泉・龍神温泉元湯
 野迫川温泉・ホテル ハイ・タトラ (ホテルのせ川改め
白浜から国道42号線・県道29号線(田辺龍神線)に乗って、龍神温泉へ。
日高川最上流の渓谷に沿って、旅館・民宿等20軒弱が並ぶ小さな温泉街、龍神温泉は1,200年もの歴史を持つ。
しかし、ここの売物は、群馬県・川中温泉と島根県・湯の川温泉ととともに呼称される「日本3美人の湯」だ。
野迫川村の標高は400m〜1、344m、冬期は寒冷で多量の降雪がある。
昭和45年の村の人口が1,400人であったのが現在は800人余、典型的な過疎の村である。