雲仙温泉・小地獄温泉館 (長崎県)
  
    
      | 住  所 | 長崎県南高来郡小浜町雲仙500−1 | 
    
      | 電  話 | 0957-73-2351 | 
    
      | 交通機関 | 長崎自動車道諫早ICから国道57号線で約45km JR長崎本線諫早駅から島鉄バス・県営バスで1時間20分雲仙バスターミナル下車
 
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      | 施  設(日帰り) | 休憩室、売店、駐車場(近くに100台ほど停められるが温泉館専用ではないと思われる) | 
    
      | 宿  泊 | 不可 | 
    
      | 入浴時間(日帰り) | 9:00〜21:00 | 
    
      | 定休日 | 年中無休 | 
    
      | 泉 質 | 単純硫黄泉 | 
    
      | 適応症 | 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) | 
    
      | 入浴料金 | 大人 400円 | 
    
      | 入浴施設 | 内湯男1女1 打たせ湯 
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      | 浴室備品(日帰り) | シャンプー、ボディーソープ、ドライヤー、ロッカー | 
    
      | 観光スポット | 雲仙地獄、原生沼(天然記念物)、仁田(にた)峠展望所(平成新山が展望できる)、雲仙スパハウスビードロ美術館 島原:島原城・しまばら水屋敷・武家屋敷・雲仙岳災害記念館がまだすドーム
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      | お土産・食事 | 温泉街に多数 | 
    
      | 近くの温泉 | 雲仙温泉、小浜温泉、島原温泉 | 
    
      | 雲仙市HP 雲仙観光協会HP
 
 | http://www.city.unzen.nagasaki.jp/ http://www.unzen.org/japanese/
 
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      | 雑記帳 | 今回の九州旅行で「地獄」の名がつく温泉に3ヶ所で入浴した。熊本県地獄温泉(未アップ)、別府(鉄輪温泉)・地獄原温泉そしてここ小地獄温泉だ。 地獄で天国を味わう、これぞ温泉の魅力だ。
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島原半島中央にそびえる雲仙岳は一つの山でなく、「三峰五岳の雲仙岳」と呼ばれるように、普賢岳、国見岳、妙見岳、絹笠岳、高岩岳、野岳、矢岳、九千部岳の8つの山岳を総称して雲仙岳と呼んでいる。主峰は普賢岳(ふげんだけ)で標高は1,359mであったが、現在は1990年から1995年にかけての火山活動で形成された平成新山の方が高く1,486mとなっている。
普賢岳の噴火によって多くの犠牲者が出たことはまだ記憶に新しい。
この雲仙岳を町域に持つ小浜町は、長崎県島原半島のほぼ中央・西側、橘湾を望む国道57号線沿いに中心街を持ち、小浜温泉の湯煙があちらこちらで舞い上がっている。
その東方15kmの雲仙岳南麓、日本で最初に国立公園に指定された雲仙国立公園内の標高700mの所に、九州を代表する温泉地の一つ、雲仙温泉の荒々しい地獄の噴煙が舞い上がっている。
雲仙温泉のシンボル・雲仙地獄
九州を代表する温泉の一つ、雲仙温泉は、昭和9年、雲仙がわが国最初の国立公園の一つとして指定されてからこの名で呼ばれるようになり、それまでは温泉(うんぜん)と呼ばれていた。
キリシタン受難の悲史の舞台でもある雲仙地獄は、雲仙を代表する大型旅館である雲仙宮崎旅館・九州ホテル・富貴屋の裏側にもうもうと噴煙・湯煙を上げている。私たちが宿泊した富貴屋などは、地獄を自分の庭園に取り込んでいて、宿泊すると客室から地獄を見下ろせる(予約時に指定)。
雲仙温泉には、3つの共同浴場(小地獄温泉館・新湯共同浴場・湯の里共同浴場)がある。
この内、小地獄温泉館は、雲仙温泉の中心街から南に少し離れた小高い所(徒歩で15〜20分)にある。建物の真うしろの源泉・小地獄からは、雲仙最大の湯量(1日440トン)を誇る高温泉(90度)が湯煙を上げながら湧出している。
 
施設名 : 小地獄温泉館  (入浴日:2005.4.7)
小地獄温泉館は、狭い車道から路地を20mほど進んだ先にあり、うっかりすると見落としやすい。車は車道の両側にある駐車場に停める。
建物はすべて木造、背後に特徴ある八角形の湯小屋が2つ控えている。暖簾をくぐって内部に入ると、いかにも共同浴場の雰囲気、自動販売機で400円の入浴券を買って、人のよさそうなオバチャンに手渡す。
木造、吹き抜けの浴室に入ると、湯気がもうもう、そう強くない硫黄の臭いが漂っている。2つに仕切られた湯船は、薄く青味がかった乳白色の硫黄泉で満たされている。、片方は加水をしない源泉100%の高温泉、もう一方は加水して湯温を下げているらしい。もちろん、高温泉での入浴は最初からあきらめ、温め(それでも熱い)の方に浸かる。インパクトある色にもかかわらず肌触りは以外に滑らかだ。
よく見ると細かな湯の花が舞っていて、ああ、これぞ温泉と感じ入った。
データは変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。
小地獄温泉館
これぞ温泉、乳白色の湯が掛け流し。
旧:南高来郡小浜町雲仙