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住  所 神戸市北区有馬833
電  話 078−904−0680
交通機関 中国自動車道西宮北ICから県道97号線で約7km
その外、芦屋から芦有ドライブウェイ、御影から表六甲道路・裏六甲道路等多数
 
神戸電鉄有馬温泉駅から徒歩7〜8分
施  設(日帰り) 休憩所など無し、駐車場無いので周辺の無料・有料駐車場利用
宿  泊 不可
外来入浴時間 8時〜22時(入館は21時30分迄)
定休日 毎月第2第4火曜日 1月1日
泉 質 含鉄-ナトリウム-塩化物強塩高温泉(無色だが湧出直後に茶褐色に変化、強い塩味、苦味、金気 2つの源泉による混合泉掛け流し)
入浴料金 大人650円 小学生340円、幼児140円
入浴施設 内湯男1女1 金の湯の横に足湯
浴室備品 シャンプー、ボディソープ、ドライヤー、ロッカー有り
観光スポット 有馬温泉街(太閤の湯殿館、源泉巡り、寺社仏閣、有馬玩具博物館等)、六甲山各種施設、神戸市観光スポット
お土産・食事 炭酸せんべい(前頁を参照)、有馬筆、有馬籠食事処は多数有り。
近くの温泉 有馬温泉(・銀の湯・旅館立ち寄り入浴)、武田尾温泉、宝塚温泉、大沢温泉
有馬町HP
観光協会HP

旅館組合HP
三津森本舗HP
http://www.arima-onsen.com/
http://www.arima-onsen.com/
http://www.arima-spa.com/
http://www.tansan.co.jp/
雑記帳 有馬名物・炭酸煎餅の創始した三津森の現社長は学友だ。
彼の結婚式の前日、彼の自宅に泊まって徹夜マージャン、新郎は一睡もしないで翌日の結婚式に臨んだ。
若き頃の懐かしい思い出だ。
因みに炭酸煎餅の名は、有馬に湧出していた炭酸泉を使用したことに由来する。
施設名 : 金の湯  (入浴日:2007.12.17)
所在地 : 神戸市北区
温泉名 : 有馬温泉
   有馬温泉 金の湯 (兵庫県)  
東京に居たとき、業務上親しくしてた商社マンと食事をする機会があった。
その際、出身地を聞いたところ、「神戸です」とのこと。当時関西について無知だった私は「ああ、大阪ですね」と相槌を打ったところ、「神戸と大阪を一緒にしてもらったら困ります」と猛烈な抗議を受けた。
神戸っ子は自分の町に誇りを持っているのだ。

その神戸は、慶応3年(1868年)に開港し世界に向かって門戸を広げ、各国の人達がここに移り住んだ。
現在150万人を超える大都市となった神戸市だが、今も異国文化の香りがそこここに漂う。
各国の人が港近辺から移り住んだ北野には沢山の異人館が現存し、洒落た洋食・洋菓子の老舗や中華街が点在し、華やかなファッションの発信都市でもある。

一方、山の手には日本三大古湯の有馬温泉、アーバンリゾートの先駆けである六甲、浜手には酒どころ灘、風光明媚な須磨の海が広がる。
南京町中華街
有馬の代表的源泉 天神泉源
有馬温泉といえば、すぐ思い浮かぶのが赤茶色の泥のように見える「金泉」だ。
これは含鉄(U)ナトリウム塩化物泉で、温泉が空気に触れると鉄分が酸化して赤くなる温泉である。
一方、「銀泉」と称する透明なナトリウム塩化物炭酸水素塩泉も湧出しており、両極端な二種類の温泉を楽しめるのも有馬温泉の魅力だ。

有馬では源泉でなく「泉源」という名称を使っているが、金泉としては、代表的な「天神泉源」の他に「有明」「御所」「極楽」「妬(うわなり)」、銀泉としては「太閤泉」「炭酸泉源」があり、この他に旅館が保有する源泉が幾つかある。
お土産を求めながら、j寺社仏閣を訪ねながら、町内にあるこれらの源泉巡りをするのも楽しい。
尚、神戸大震災復興の際に太閤秀吉が入浴したとされる岩風呂や蒸し風呂跡が発見され、それらを市営の「太閤の湯殿館」で見ることが出来る。
有馬温泉は六甲山(931m)の北側山麓に位置し、日本三名泉(有馬・草津・下呂)・日本三古泉(有馬・白浜・道後)の両方に名を連ね、歴史ある名湯だ。
舒明天皇が西暦631年(舒明3年)、有馬の地に3ヶ月も行幸されていたことが古事記に記されているし、日本書紀にもその名が登場してくる。
藤原道長や豊臣秀吉もここで湯治をした記録が残っている。

現在の有馬温泉は、旅館・ホテルが25軒ほど、近代的なホテル・大旅館から小粋な和風旅館まで幅広い選択が出来るが、料金はかなり高額設定である。

温泉街は昔ながらのレトロな温泉情緒を漂わす一方で、バブル崩壊・神戸大震災を経て、団体旅行から個人・家族・グループ旅行への変化に対応した街造りや旅館・店舗造りが進んでいる。
有馬名物・炭酸煎餅を創始した三津森本舗。社長は管理者の学友だ。
有馬温泉では、平成13年9月に公共入浴施設「銀の湯」が開設され、続いて平成14年12月には、従来の温泉会館を改築して「金の湯」をオープンさせた。

共同浴場の金の湯は、神戸電鉄有馬温泉駅から太閤橋・ねね橋を通り過ぎ、広場左側の狭い坂道を2分ほど上ったY字路の角にある。道沿いには炭酸煎餅・有馬筆・有馬籠・和菓子等の老舗が並び、とても風情ある温泉街を形成している。


入浴料金は650円と共同浴場としては高額だが、有馬温泉という土地柄、また名物の金泉風呂入浴としては止むを得ないところだろうか。
2階にある広々した清潔な脱衣室から浴室に入ると大小2つの風呂があり、赤銅色の金泉で満たされている。
黄土色の温泉は多いが、赤みがかったこの色は、信州の秘境・秋山郷にある小赤沢温泉・楽養館とここでしか見ていない。
強烈な赤銅色の湯は強塩泉なので湯冷めしにくい。色の形容として赤だしの味噌汁がピッタリだ。
カラフルな有馬筆
太閤泉(銀泉で引用可)
金の湯横の足湯
館内はまだ新しい。休憩所・食事処はない
Y字路の角にあって浴室は2階に設けられている。休日は大変混みあうようなので、その覚悟が必要。
大きい風呂に多くの人が入っていた。こちらでの入浴はしなかったので、どちらが湯温が高いか不明だが、多分こちらの方が低温なのだろう。
関西の奥座敷にして日本三古湯の一つ、有馬温泉に初めて宿泊、別に4ヶ所の湯に立ち寄った。
「金の湯」は、有馬温泉のシンボル・赤銅色の温泉である「金泉」を手軽に楽しめる共同浴場だ。
人気の施設であり、休日ともなると大変混みあうのでこの点ご留意下さい。