ニホンイシガメは養殖個体を飼育しましょう!!


野生捕獲個体のデメリット
1.寄生虫、病原菌におかされている可能性が高いです。
2.人工飼料に馴染むまでに時間が掛かる場合があります。
3.養殖個体と比べ、慣れるのに時間が掛かります。
4.養殖個体と比べ、繁殖させるのに時間が掛かる場合があります。
(以上のことは個体差もありますが、概してそういう場合が多いです。)


ショップなどで「WC」と記載されて販売されている個体は
自然で暮らすニホンイシガメを捕獲した個体です。
(「ワイルド」、「ワイルド個体」などと表記されている場合もあります。)

主に成熟した個体が多く、生まれたての子ガメは殆どいません。
「即戦力!」、「すぐに繁殖可能サイズ」
等をうたい文句に販売されていますが、すぐに繁殖などできません。
かえって難しい場合があります。
そんなことは少しも説明されていないのが現状です。

ニホンイシガメを自家繁殖されている方は結構見かけるのですが、
流通されているのはそれ程見かけませんし、
販売されていても、すぐ売り切れになっている感じがします。
しかし、よく探せば販売しているところは必ずあるはずです。

野生個体のデメリットは多くあげられますが、
養殖個体が野生個体より劣る要素はひとつも見当たりません。

ですから、飼育をお考えの方は、くれぐれも野生捕獲個体を購入せず、
個人が養殖され、流通されている個体を購入することをおすすめします。

「絶滅の危険性がある」と言われつつも保護される条例等もなく、
また、大量に捕獲され販売されている現状も改善されておりません。

購入、飼育される方、ひとりひとりが
野生捕獲個体ではなく養殖個体を購入、飼育することにより
捕獲、販売する業者にとって捕獲販売のメリットはなくなり、
ひいては自然に暮らすニホンイシガメを守ることにつながります。


皆さんのご協力をお願いいたします・・・<(_ _)>


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