当ホームページにおいての独自表現で、説明がないとわかりにくい表現について、前もって説明しておきます。


 子ガメ
 生まれてから2年以内のカメのこと。0年ガメと1年ガメ。雌雄の判別ができない若年のカメのこと。

 0年ガメ
 生まれてから1年未満の子ガメのこと。雌雄の判別は不可能。

 1年ガメ
 生まれてから1年以上、2年未満の子ガメのこと。ニホンイシガメについては、雌雄の特徴が出始めるが確定はできない。

 2年ガメ
 生まれてから2年以上、3年未満のカメのこと。ニホンイシガメについては、雌雄の判別が可能になる。セマルハコガメ、ギリシャリクガメについては不可能。

 3年ガメ
 生まれてから3年以上、4年未満のカメのこと。以降、4年ガメ、5年ガメと同追加表現ですが、あまり使うことはないと思います。

 カメ友
 当サイト内外問わず、カメのことを通じて知り合った方達を友達であるないに関わらず「カメ友」と称します。ご了承下さい。

 尾切れ(ニホンイシガメ)
 囓られたり挟んだり等、外圧による尻尾の切断を言う。出血を伴い、大抵の場合は切断された部分に団子状の治癒痕が残る。切れた部分の尻尾はトカゲの様には生えてこない。
 極端に短くなっているものは、明らかに囓られて失ったもの。0〜1年ガメを狭い場所で多頭飼育して飢えさせると、大抵囓り合いをする。

 尻尾欠け(ニホンイシガメ)
 脱皮による先端の脱落と違って、尻尾の中間部あたりが先端よりも早く脱皮することにより、柔らかくなった脱皮部分から折れ曲がり、外圧等により、尻尾の先端の脱落よりも少し長い目に脱落したものを言う。尾切れとは違い、目立った出血を伴わず、先端に治癒痕がない。脱落は多くても2分の1から3分の1程度で、極端に短くなる事はない。尻尾の根元からなくなっているような状態は、明らかに囓られたものである。

 尻尾先端の脱落は、0〜1年ガメの脱皮時に必ず起こるが、それ以降の数年以上経った大人のカメでも脱皮や皮膚病により残っていた先端が更に脱落し、短くなる場合がある。よって、細長く綺麗に残っている成体の個体は非常に珍しい。
 比較的にオスの個体が綺麗に残っている場合が多い。メスは、産卵のために陸場を長時間移動することにより、尻尾が乾燥や地面との摩擦にさらされる。また、産卵のための穴掘りにより、やはり地面や後ろ足との接触がオスよりも多いので、細い先端は残りにくいのではないかと思われる。

 奈良県産(ニホンイシガメ)
 特定河川(同じ場所)にいた個体同士を交配し、または、その血縁同士を交配した個体については、産地が特定できるので、「奈良県産」としました。
 河川名については明記しませんし、お教えすることも出来ません。


戻る

表現方法に関すること