Rules of Engagement

トミー・リー・ジョーンズ、サミュエル・ジャクソンと、二人の役者を使った戦争映画。力が入っています。
イエメンへ、海兵隊の指揮官サミュエル・ジャクソンがアメリカ大使救出におもむいた際、大使館を囲んだ群衆へ発砲したことから、国際問題に発展します。この軍事裁判で、サミュエル・ジャクソンを弁護するトミー・リー・ジョーンズは、ジャクソンの戦友であり、28年前のベトナム戦争では彼に命を助けられたという設定です。
話の中心は、ジャクソンの軍事裁判で、彼を告発する外務省(?)の官僚(Double Jeopardyでも、アシュリー・ジャドの夫)がいい嫌味を出しています。トミー・リー・ジョーンズは、退官したアルコール依存症の元指揮官という設定が、いかにもよく合っています。全体に、女性はあまり登場しない、「男」のドラマです。
ある程度、話が紋切り型になるのは仕方がないと思います。二人の主役もよくかみあっていると思うのですが、今の時代の流れには合わないような気がしてなりません。戦闘シーンは、そこそこ残虐です(13禁)。サミュエル・ジャクソンには、スター・ウォーズ「エピソード2」での活躍を期待したいです(出演をルーカスに直訴したほどのファン)。
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