Double Jeopardy

夫殺しの冤罪を着せられた妻が、夫が実は生きていたことを知り、無実の証明をかねて夫のもとまで行く話です。たしか、第1週の配収は全米1位だったので、この映画も日本公開時には「全米ナンバー1映画」として紹介されるのでしょう。
主役のトミー・リー・ジョーンズはなかなか登場せず、監察官(?)として中盤に登場します。なんとなく、晩年の三船敏郎を思わせるしぶい顔つきです。最初はさえなかったのが、終盤に行くにしたがって、「男」になっていきます。冤罪を晴らす妻を演じた Ashley Judd の演技がなかなかいいです。また、ニュー・オリオンズを後半の舞台にして、しゃれた感じになっています。クレジットでは、夫役の人より二人の子供(4歳)を演じた子役のほうが先に名前が出て、びっくりしました。
全米1位というよりは、小さな劇場で見たい作品かもしれません。

(10月18日追記)なんてことを書いていたら、3週連続全米一位だそうで、このシーズンのベスト映画になっていました。


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