(一話目と話が重複しますが、ご了承下さいませ!)
・・・・着いた日、花火を見たところから。
(これ、カメラで撮ったんですが、デジカメって凄いですね!)
肉眼で見たのと殆ど変わりない色彩です。
その写真があんまり綺麗だったので、ゾロサン花火見物アイコラ版でもう一枚。
・・・・閉園までもう少し時間があったが、ホテルの風呂が12時までしか入れないので、
それに間に合うように帰る。
ホテルなのに、大きな天然温泉があって、
ホテルの泊り客が皆入り、その温泉の匂いをまとって、ロビーやらエレベーターを
行き来するから、ホテルのあちらこちらでなんだか、10円玉の匂いがした。
入ってみると、まさに貸切だ。湯船はほんのり赤茶色で、白い湯の花がただよっている。
いかにも体に効きそうな湯で、湯船は泳げるくらいに広い。
そして、俺達以外、誰もいなかった。
今思えば、風呂にカメラを持って入っても、なんの支障もなかったかもしれない。
時間ぎりぎりまでたっぷり入って、それから部屋に戻る。
「・・・珍しいな、このテのホテルであんな立派なホテルがあるの」
風呂でもはしゃぎすぎたのか、少しのぼせ気味のあいつはバスローブをまとって、
俺が寝るはずだったベッドにゆったりと(まったりと)横になっている。
明日は、早いが、せっかくの夜だ。たっぷり楽しむ事にスる。
(この夜、ホントは、くったり祭りについて盛り上がってました。
(そう言う意味で、とっても熱い夜でした♪)
翌朝。空は、青空が透けて見えるくらいの薄い雲が掛かっている。
雨の心配は全く無さそうだ。
昨夜、激しい運動をした所為か、朝っぱらから腹が減っている。
朝から食べ放題なので、はりきって食べたいところだが、今日は、
食事の予定はびっちり詰っているので、ホントに美味いモノだけを適量食う事にする。
あいつの仕事着を着た調理人が器用に卵を綺麗に焼く。
が、あいつがいつも焼いているのよりも随分小さい。
その小さい楕円形のような卵焼きが珍しくて、つい、それを食いたくなったのだが、
俺の皿にのったそれを見て、あいつは小ばかにしたように、「・・・ふーん」と
不服そうに鼻を鳴らした。
「お前の朝飯だから、生卵ぶっかけて食うだけかと思った」と言うから、
言い訳がましいとは思いながらもつい、
「普段、お前が作ってるようなやつを食いたかっただけだ。別に特に美味そうだと
思ったワケじゃねえよ」と機嫌を取ってしまう。
・・・それにしても、暢気な旅の朝飯はどうしてこんなに美味いのか。
さて、メシも食った。
宿代を払って、今日もハウステンボスに向う。
このホテルは、歩いても入国出来るが、運河からも船で入国できる。
せっかくだから、船で入国しよう、と言う事になって、俺達は桟橋に向った。
ちょうど、船が桟橋に着いたところだった。
さて、今日はどんな事が待っているのだろう、楽しみだ。
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★ 続く
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