~ December Version '97 ~

  

今年も押しつまり、何かとあわただしい季節です。

思い出の多かった今年もあとわずか、

カゼをひかないように・・・

 

 木枯らしに、一段と寒さがつのるころとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

 残された日を数え、新たな年がくるのだと感じ始める12月。また街にジングルベルの曲が鳴りひびき、クリスマスムードがあふれる今日このごろ。その25日には、まさに京の師走を締めくくるにふさわしい伝統行事、北の天満宮「終い(しまい)天神」が催されます。

 学問の神様・菅原道真を祀る北野天満宮は、毎月25日が天神様の縁日として参道には多くの露店が並び、参拝の人波が絶えない。12月25日は終い天神と呼ばれ、特に賑わう。露店の数も神社によると例年、千店以上が朝早くから夜まで出店する。

 梅の名所として知られる北野天満宮では夏に収穫した梅の実を塩でつけ、カラカラに干して「大福梅」として、13日から授与(有料)する。これをお正月に白湯やお茶に入れていただくと無病息災でその年が過ごせるという。

 終い天神が終わって、古都の迎春ムードはクライマックスへと向かってゆく。

 

 

     

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