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柱カウンターウェイト検証実験(本実験)


2.実験概要

2−2−2 各試験体の目的

 No.3-1 (写真7〜11)   →試験体図

  ・・・ 床の浮き上がり範囲がお互いに影響し合わない程度の間隔に耐力壁を配置し、浮き上がり領域の見当をつける。X通りの3構面のうち、端の構面に耐力壁を配置した。

  また、浮き上がりが生じる柱が1梁当たり1本の場合と2本の場合の浮き上がりの違いを見る。X1通りに2面、X9通りに1面の耐力壁(半間)が配置されている。

 No.3-2 (写真12〜14)  →試験体図

  ・・・ No.3-1の試験体の直交壁(Y通り)柱頭にCPT金物(ダブルヘッダー釘)をつけたもの。金物の有無による、浮き上がり範囲や水平耐力への影響を見る。

 No.3-3 (写真15〜18)  →試験体図

  ・・・ X5通りに耐力壁(半間)を設置し、互いの浮き上がりの影響範囲が重なる距離に耐力壁がある場合のカウンターウェイトを考察する。

 No.3-4 (写真19〜21)  →試験体図

  ・・・ No.3-3の試験体の直交壁(Y通り)柱頭にCPT金物(ダブルヘッダー釘)をつけたもの。No.3-2同様、金物の有無による、浮き上がり範囲や水平耐力への影響を見る。

 No.4-1 (写真23〜24)  →試験体図

  ・・・ No.3-3の試験体に増築し、L字形の建物形状にしたもの。増築部分に耐力壁は設置しない。X1、X5通りの浮き上がり範囲が増築部分にも及ぶことが想定され、その建物全体の耐力に及ぼす影響を見る。

 No.4-2 (写真25〜28)  →試験体図
 No.4-3 (写真29〜32)  →試験体図

  ・・・ 増築部分のX1、X5通り2つの構面にそれぞれ半間の耐力壁を1つづつ配置し、柱の浮き上がり箇所の違いによる、床の浮き上がり範囲への影響を見る(梁長さ:2間の場合)。また、梁継手のオス側一方が浮き上がる場合の床の浮き上がり範囲の影響や、梁継手部分に耐力壁を配置した場合の挙動などを確認する。

 No.4-4   →試験体図

  ・・・ 直交壁にも耐力壁を配置した場合のカウンターウェイトへの影響を考察する。

 ※試験体変更について

 当初の予定であったNo.4-2、No.4-4(上記のNo.4-1、No.4-4の直交壁柱頭金物をつけた場合)は、金物の影響について、No.3の実験で確認できたことから、中止した。

 No.3の実験では確認できなかった以下の事項を確認する目的で、No.4-2、No4-3の実験を行った。

 @No.3では梁長さが1間半の場合の、柱の突き上げ箇所の違いによる浮き上がり範囲の違いを確認した。No.4-2、No.4-3では梁長さが2間と長くなった場合の浮き上がり範囲を考察する(相互の浮き上がり範囲が重ならないように、耐力壁を半間×2カ所と少なくした)。特に柱の突き上げが、梁の端の場合と、中央部分の場合の梁の浮き上がりの考察。

 A梁継手の浮き上がりについて。オス側の梁が浮き上がった場合の挙動についての考察。梁継手位置に耐力壁が配置された場合の挙動。


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 ©Tahara Architect & Associates, 2004