写真21 「bQ測点」
bQ測点でラスモルタルがついたまま持ち上げるとモルタルの影響で非常に耐力が出ることがわかった。
写真でわかるとおり、開口部のコーナーから柱の持ち上がりによるせん断クラックがはっきりと確認できる。この状態で柱が約20mm程度浮き上がった状態だが、耐力壁長さを91cmとするならば、1/46radの変位を生じた外壁となるが、モルタル壁部分には、際だって大きなクラックは見受けられない。
写真22 「bQ測点」
計測対象柱の柱脚部分であるが、浮き上がりが10mm程度で、タイルとモルタル部分にクラックが発生した。