光明寺 耐震改修工事3.調査概要− 3-4.原設計と現状との相違点

3−4−2.柱脚等

原設計図では金物設置の表記がされていたが、柱に対して金物用のボルト穴が設置されていないので、ボルトを設置する気はなかったように思える。
このように柱脚が基礎と緊結されていないと、地震時に水平移動しようとし、危険な状態であると思われる。(下図参照)

左図において、柱とコンクリート基礎との摩擦係数が0.3としたとき、300galを超える加速度が生じた場合、柱がズレて落ちる危険性がある。
阪神・淡路大震災のときは、この地域では50gal程度であったのでそのような事もなかったが、上町断層等による大地震が起きたときは倒壊の危険性が非常に大きいといえる。


 ©Tahara Architect & Associates, 2003