光明寺 耐震改修工事3.調査概要− 3-2. 調査位置・状況− 3-2-2. 1階床下調査状況

55 本堂南東 柱脚部

この柱脚部も本堂と同様に、屋根で覆われているとはいえ、外部に接しているので多少の腐朽は見られたが、健全であるといえる。

56 書院入り口柱脚部

柱脚部が変色しているが、腐朽が進んでいる様子はなかった。

57 本堂北側 耐力壁構面

本堂北側は壁が多く配置されていたが、1階床から基礎までの間で耐力要素がない。
ここをしっかり補強しなければ、せっかく上部に耐力要素が多く配置されているのに、ほとんど効果がない。

58 本堂と書院の界壁耐力壁構面

36部分の詳細な写真であるが、この土壁の耐力壁は土台部分まで達しておらず、途中で切れているため、効果がないのである。



 ©Tahara Architect & Associates, 2003