光明寺 耐震改修工事3.調査概要− 3-2. 調査位置・状況− 3-2-3. 1階外観・内観及び壁調査状況

15 内陣西側

内陣西側外壁構面であるが、ちょうど中央部の柱をはさんで開口部があり、耐力要素の構面であるが、この開口のため、耐力評価としては、無開口の場合の1/2程度と思われる。

16 内陣北西側

内陣北西側の構面であるが、棚より下部は開口であり、無開口の場合は効果的であるが、この場合は無開口の2/3程度の評価と思われる。

17 内陣南西側

お寺の内部構面であるが、これは11の反対側から見たところである。
太鼓の後ろの外壁構面も開口があり、こういったところを耐力壁にすると非常に効果がある。

18 内陣北側

この構面は中間構面であり、上部下部とも構面としての効果は期待できないので評価外とする。


 ©Tahara Architect & Associates, 2003