本文へスキップ

超音波レコード洗浄機(レコードクリーナー)の作成、各アナログオーディオ機器の作製、改造、オーディオ機器修理 タフ・コーポレーション 

〒583-0036 大阪府藤井寺市恵美坂1丁目4-4
携帯端末(スマートフォン)サイトはこちらです

~つれづれなるまるこ~blog/essay

17.スピーカーBOXについて



  スピーカーBOXには、大切な点が、2つあります

1.スピーカーを安定に取り付け、視聴方向に向ける事
2.スピーカーの前後の音を遮断する事

1.はお判りと思いますが、2.が意外と理解されにくい点だと思いますが、例えばコーンスピーカーの場合ですと、前面と後面のコーン紙で生じる音波が逆になり、お互いを混わらない様にしないと、逆相なので音が相殺されるという事が生じ、特に低音程その現象が多くなります。
それ故、オーディオでは前後を出来るだけ遮断するという意味で、密閉箱を使用します。
しかし、これは遮断はできますが、箱の寸法などによりスピーカーに空気負荷が掛かり、低音のレスポンスが低下します。その代り制動がかかり、ダンピングが向上します。
その中間的な方法としてバスレフ箱という方式があります。
現在のテレビに多く採用されいているようですが、逆相の波を共振にて反転させて、低音を補う方法で設計とダンピングの低下という問題があります。

最後に、後面の音波をホーンに導き低音の向上とダンピングの低下を防ぐ目的のホーン型(バックロードホーン)も有ります。
たしかに、低音の利用率は上昇しますが、設計と大きさに問題を生じる上にダンピング(制動)が充分ききにくく、ややもすると音にデメリットが出る場合があります。これらのメリットを生かし、デメリットを克服する方式があります。
当方のSPシステムはこれらの利点を持ち、しかも充分な制動を持つシステムです。

(2013.10.18)

バナースペース

タフ・コーポレーション

〒583-0036
大阪府藤井寺市恵美坂1丁目4-4

TEL /FAX 072-955-3338

HP参加犬「ティノ」の日記