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超音波レコード洗浄機(レコードクリーナー)の作成、各アナログオーディオ機器の作製、改造、オーディオ機器修理 タフ・コーポレーション
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~つれづれなるまるこ~
blog/essay
11.
位相と極性
オーディオでは、位相という言葉が良く使用されます。
三相交流を例に申し上げますと、R.S.T.のお互いに120度の相の差を正確に保ちながら、線間電位差で電 力を与える方式ですが、われわれの家庭電圧は単相100Vで線間電圧の平均値が100V(AC)波高値は282Vのサインカーブで変化(オルダネート・カレント=AC)として利用しています。
オーディオは、耳で検知出来る交流(20Hz~20,000Hz)として扱いますので、当然相位は大切です。例 えば、右と左から逆相の低音を出すと(右が波高値最大値で左が波高値最低)反射やスピーカーの出力の差などで完全に零にはならずとも、相当音が相殺されます。
またその半面高域は波形が小さく(周波数の関係で)乱反射もするので低音域程の影響は受けにくいですが、相殺されることはされます。
その時に問題になるのが極性で、同波形に入力した時、同じ方向に揃うように、電池を接続して同じ方向に動く様に極性(位相にあらず)を合わせます。
上記のスピーカーの特性を利用して、振動系の等価質量(MO)の少ないスピーカーを多数使用して低域の音圧を稼ぐと共に立上がりも立下がり(ダンピング)の大変良いシステムとします。
但し、それには全スピーカーがまったく同じと言えるほどに調整し、1個のスピーカーの動作と見做せる必要があります。(2013.5.19)
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