俵山温泉・町の湯 (山口県)
所在地:長門市俵山湯町

:温泉名:俵山(たわらやま)温泉
住 所 山口県長門市俵山湯町
電 話 0837−29−0001
交通機関 中国自動車道 美祢インターチェンジからR316を長門市方面へ、長門湯本で左折し俵山温泉へ(美祢ICから57km)
山陰本線長門市駅より美祢線に乗換え長門湯本駅で下車、下関行(俵山温泉行き)バスで俵山温泉下車 徒歩2分
施 設(日帰り) 休憩室、喫茶、 駐車場は近くの町営駐車場利用
宿 泊 無し(温泉街約40軒の旅館を利用)
泉 質 アルカリ性単純温泉 (泉温39.2℃ PH9.7)
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間
(日帰り)
6時〜23時  
定休日 無休
入浴料金 大人340円 、小人150円
入浴施設 内湯男女各1
浴室備品 シャンプー、ボデイソープロッカー
観光スポット 秋吉台・秋芳洞、萩市、仙崎(金子みすず記念館)、青海島
お土産・食事 館内で軽食・喫茶、土産は仙崎港の蒲鉾を推奨
近くの温泉 長門湯本温泉、油谷湾温泉、黄波戸温泉、へき温泉
長門市HP
俵山温泉HP
http://www.city.nagato.yamaguchi.jp/
http://www.tawarayama-onsen.com/
雑記帳 山口県を走って感じたのは、国道はもとより県道がとても整備されていて、すれ違いに困るような道路は皆無だった。これは、戦後、山口県が多くの首相を輩出したせいか、と思いつつドライブを楽しんだ。
施設名:町の湯 (入浴:2004.5.18)
データは変更されている可能性もあります。事前にご確認ください
長門市は山口県の西北部に位置し、日本海の荒波が押し寄せる北長門海岸国定公園の玄関口にある。
観光の基点となる仙崎(港)は江戸中期から明治末期まで捕鯨基地として繁栄、現在でも山口県内第二の水揚げを誇り、有名な蒲鉾の産地でもある。
ここは童謡詩人・金子みすゞの生誕地でもあり、平成15年春にオープンした彼女の記念館には多数の観光客が訪れている。
また、市の北端には、青海島が日本海に浮かび、断崖絶壁が連なる景勝地は「海上アルプス」と呼ばれている。
仙崎の「金子みすゞ記念館」には、平日にもかかわらず多数の観光客が訪れていた。右側が子供時代を過ごした書店・金子文英堂、左側が記念館。
山口県を代表する長門湯本温泉から良く整備された県道34・38号線で南西に12km、日本一の湯治場と言っても過言でない俵山温泉がある。
一方通行の車がやっと一台通れる細い道の両側に、木造・低層の旅館が40軒ほど立ち並び、そのほとんどが部屋数10室前後、内湯を持っている旅館は3,4軒に過ぎない。
宿泊客は二つの共同浴場「町の湯」「川の湯」へ浴衣姿で出かける。
日本で唯一つ、完全な姿で明治・大正時代さながらの風情と温泉地の原型である外湯文化が今も息づいている。

花で飾られた源泉
路地のような狭い道の両側に木造の旅館が立ち並ぶ。
共同浴場「川の湯」
小さな木造の旅館が立ち並ぶ一方通行の狭い道を通り抜けたところ、左手の細い川を跨ぐ橋を渡って町営の駐車場(50台くらい可)に車を停め、タオルと小銭を持って、旅館街の真ん中にある「町の湯」に向った。
ここは平成6年春に建て直されたモダンな建物で左手の空き地には花で囲んだ源泉があり、その前には白い椅子とテーブルが置かれて休憩が出来るようになっている。
販売機で入浴券(340円、但し宿泊客は無料)を求め浴室に入る。浴室内はすべてタイル張り、二つの浴槽はそれぞれ5〜6人が入れる。
加温していない39度の源泉は温め、湯舟から惜しみなくあふれ出ている。全国屈指、PH9.7の強アルカリ温泉のため、肌にまとわり付くようなヌルヌル感がある。
湯上りに、飲泉場の湯をコップ一杯飲んでみたが、くせのない飲みやすい味だった。
ARご夫妻と共に2泊3日で中国地方に出かけた。初日は尾道で名物のラーメンを食べてから、宮島・厳島神社を観光して、対岸の宮浜温泉に宿泊。
2日目、錦帯橋、萩、仙崎(金子みすゞ記念館)を観光してから、山口県を代表する温泉地・(長門)湯本温泉に宿泊。最終日、朝一番に俵山温泉に立ち寄り、秋芳洞を観光してから帰途についた。全走行距離は1,200kmを越え、最終日は600kmを走行したが、2人の交代運転だったため、大きな疲労感は残らなかった。
町の湯外観
湯は無色透明で湯舟から溢れ出ていた。