国領温泉・助七 (兵庫県)
所在地:氷上郡春日町

:温泉名:国領温泉
住 所 氷上郡春日町国領206
電 話 0795−75−0010
交通機関 舞鶴若狭自動車春日ICから県道69号線などで約4km
JR福知山線黒井駅から神姫バス野瀬行バスで10分進修小学校下車徒歩10分    
施 設(日帰り) ロビー 駐車場(30台)
宿 泊 11室 平日13,000円(税別サ込)〜
泉 質 単純二酸化炭素泉(旧称:単純炭酸泉))
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間 11時〜19時(予約不要) 
定休日 不定休
入浴料金 大人700円 
入浴施設 内湯男女各1、露天風呂男女各1、貸切内湯1
浴室備品 シャンプー、ボデイソープ、ドライヤー
観光スポット 水分かれ公園、日ヶ奥渓谷、丹波年輪の里、大梅山興禅寺、篠山市
お土産・食事 当施設内で食事は不可(予約の昼食付き入浴は可)、若干の土産物を売っている。近所に食事処・土産物なし。
近くの温泉 今田薬師温泉、篭坊温泉、湯の花温泉、るり渓温泉、汐の湯温泉武田尾温泉
春日町HP
助七HP
http://www.town.kasuga.hyogo.jp/
http://www.kisnet.ne.jp/~sukeshic/spa/
雑記帳 これまで目を向けていなかった丹波の温泉だが、実際に周りだして、今でこそつつましいが歴史ある温泉が幾つもあることを知った。ここ国領温泉も然りである。
これらでは、こじんまりとした風情ある旅館の風呂を独り占めしながらゆったり入浴できる。また、点在する温泉地を周るとき、丹波特有の低いが個性ある形の山々の間を縫う道を走るが、よく整備され、信号機・交通量も少なく、快適なドライブを楽しめることも大きな喜びだ。。
施設名:助七 (入浴:2004.3.26)
データは変更されている可能性もあります。事前にご確認ください
春日町は、兵庫県の東部中央に位置し、中国山脈の東端・丹波高原にあり、総面積の70%が山林の町だ。
気候はおおむね穏やかで、丹波霧と呼ばれるこの地方特有の霧が風物とのことだ。町を流れる竹田川とその支流に沿って、JR福知山線と国道175号線、近畿自動車道敦賀線(舞鶴自動車道)などの幹線が走る。

ここは、明智光秀の重臣・斉藤利三の娘で、後に徳川家三代将軍家光の乳母となり、奥で絶大な権力を振るった春日局(幼名・お福)の生誕の地である。
、町内の興禅寺には「お福の産湯井戸」「お福の腰かけ石」などが残り、往時をしのぶよすがとなっている。
国領温泉は、その昔、山乃神湯と呼ばれ、丹波志にも「国領長谷に霊泉あり諸病効験あらたか」と記されている。大正から昭和にかけては10数軒の宿屋があったというが、。現在は、たった一軒の旅館「助七」が歴史ある温泉地を守っている。
この一軒宿は、若狭舞鶴自動車道春日ICから、4kmほど南下した奥まった県道沿いにひっそりと佇んでいる。
玄関から中に入ると、旅館の規模からすれば贅沢すぎるような広々としたフロント・ロビー、正面の大きく開かれたガラス窓の向うには手入れされた庭園が広がる。入浴料700円を支払って、左手のエレベータを利用して二階に上る。内湯は7〜8人入れる浴槽とちょうど1人分の寝湯となるぬるめの源泉風呂の2つ。ドアを開けて野外に出ると、山の斜面が迫るこぎれいな庭園の中に、東屋に覆われた3坪ほど、丸太で縁取られた露天風呂があった。湯は茶色がかった半透明の単純炭酸泉で、PH6の弱酸性、見かけとは違ったさらっとした感触の温泉だった。浴室内の飲泉用の竹筒から流れ出る温泉を口に含むと、やや甘く海草臭がした。
入浴したのは、平日の2時前、入浴が済んで浴室から出てきた時に男性客3人が入って来て、玄関先でも到着したばかりの中年の夫婦と出会った。ひっそりした温泉宿の立ち寄り湯を好んでやって来る客が結構多いようだ。
丹波路はどこも快適に走れる
左手に宿泊棟がつながる
すきっりして粋な宿名だ
広々としたロビー
左手に一人用の源泉風呂
すっきりした露天風呂
一部